中国のロシア国境付近で売られている魔法のUSBハードディスク

Jitbitブログによると、中国との国境に近いロシアの街で、このようなUSBハードディスクが「故障した」と持ち込まれることが増えているのだとか。

この500GのSamsung製(と思わせる)USBハードディスク、中国側の街で「驚くほど安く」買ってきたものらしいのですが、たとえば映画のファイルをコピーしても、保存した映画が最後の5分しか再生されないとか、謎の症状がでるということ。

修理を依頼されたロシアの店は、もうこのドライブを何個も持ち込まれていることがわかりました。ドライブを開けてみると、中にはハードディスクが入っておらず、代わりに128MbytesしかないUSBメモリーが差さっているのだとか(図の下)

どうやら、このUSBメモリー、パソコンにさされたら自分が「500GBの容量があるように」見せる機能を持っているようです。さらに、一定以上のファイルをコピーしようとして容量が足りなくなると、ファイルを書き足す代わりに先頭に書き込みをループさせて、前に書いた分をしれっと捨てるように出来ているのだとか。

中国のセールスマンは、目の前でこのドライブにファイルをコピーしてみせて、「ほら、動くでしょ」とまでしているみたい。こんなのが出回ってたら、店頭でちょっとしたファイルを書き込んで、それが確認できたからといって、安心できないですね。

via TDW Geeks

「イノベーター」達の言うことには

ペイジとブリン: 「我々は、よりアップルに近づいた。Androidとタブレットは、iPhoneやiPadのようだ」「フェイスブックにも近づいたぞ。+1ボタンは彼らのLikeボタンのように人気を得るだろう」

ザッカーバーグ: 「我々はグーグルに近づき、検索も強化する」

ベゾス: 「我々はアップルに近づいた。音楽やアプリを売り、KindleはiPadに近づいている」

ジョブズ: 「我々はフェイスブックに近づき、ソーシャルネットワーク性を持つようになった。Pingで追いつくことを期待している。また、アマゾンのミュージッククラウドはコピーする必要がある」

ストーン: 「我々はグーグルに近づいた。つぶやきのすぐ横で広告を売るぞ」

ゲイツ: 「なんと素晴らしいことだ! 彼らは皆、マイクロソフトのようになろうとしている!」

via The Joy of Tech.