Jitbitブログによると、中国との国境に近いロシアの街で、このようなUSBハードディスクが「故障した」と持ち込まれることが増えているのだとか。
この500GのSamsung製(と思わせる)USBハードディスク、中国側の街で「驚くほど安く」買ってきたものらしいのですが、たとえば映画のファイルをコピーしても、保存した映画が最後の5分しか再生されないとか、謎の症状がでるということ。
修理を依頼されたロシアの店は、もうこのドライブを何個も持ち込まれていることがわかりました。ドライブを開けてみると、中にはハードディスクが入っておらず、代わりに128MbytesしかないUSBメモリーが差さっているのだとか(図の下)
どうやら、このUSBメモリー、パソコンにさされたら自分が「500GBの容量があるように」見せる機能を持っているようです。さらに、一定以上のファイルをコピーしようとして容量が足りなくなると、ファイルを書き足す代わりに先頭に書き込みをループさせて、前に書いた分をしれっと捨てるように出来ているのだとか。
中国のセールスマンは、目の前でこのドライブにファイルをコピーしてみせて、「ほら、動くでしょ」とまでしているみたい。こんなのが出回ってたら、店頭でちょっとしたファイルを書き込んで、それが確認できたからといって、安心できないですね。
via TDW Geeks
コメント
“中国のロシア国境付近で売られている魔法のUSBハードディスク” への5件のフィードバック
SAMSUNG HDD insideってサムスンの信頼度がうかがわれる。あと、すこし前に日本でもこういうインチキUSBメモリが通販で出回っていたような。ゲームラボ誌か何かで警告記事の記憶がある。
ちゃんと、ディスクユーティリティで調べなきゃならないのか、情報を見るじゃ騙されるのかな?Win的に言うとプロパティね
これいいね、512MBまでエキスパンションしてスパイディスクとして活用するか。
斬新な詐欺
これは面白いというか、ちょっと意味不明ですね。でもファイルをなくしたいなら良いのかも。(笑)