[台湾 7] チリコンサルティング訪問, 鼎泰豊, 茶芸館, 永康街, 大安森林公園

Chili Consulting訪問の日。

11時の約束。起きたら10時近く。遅刻しそうなので、20分歩いていくつもりだったけどタクシーに。古亭站からワンメーター$70(200円)。安いんだからどんどん使えばいいのだろうけど、日本でタクシーに乗らないものだからつい。

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住宅街の中にあるビルの一室。日本式で言うと3LSというところ。本棚やデスクがキレイに片付いている。

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会議用テーブルと椅子はレストランにあるような趣。壁の黒板風飾り付けがクール。

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他の社員を紹介されたあと、予定していた食事に。10分弱歩いて、小籠包で有名な日本にも支店がある鼎泰豊(ディンタイフォン)の本店に到着。店の前に待ってる人で人だかりができている。電光掲示板で待ちグループ数が表示されていて、このとき20組。

道にあふれるように待っている客には日本人も多く、そこではDocomoの日本語のパンフレットを配ってる女の子まで居ました。ローミングを台湾でも使ってねという宣伝活動みたい。

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LiangさんChristineさんが予約を入れてくれていたので、数分待つだけで入れた。

2Fへ案内される。客もいっぱいなら店員もいっぱい。注文はお二人に完全におまかせで、こうなった。んまんま。

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食後は近くのおすすめの茶芸館へ。

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Liangさんに台湾と中国茶にかかわる色々を語っていただきつつ、凍頂烏龍茶と鉄観音茶を順にいただく。

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茶の香りを嗅ぐための茶器を使い、鼻でもお茶を楽しむ。

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まったりとした時間。お二人は平日で仕事中なのだけれど、心配になるぐらいゆっくりと過ごす。

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永康街の真ん中にある公園にはジムの機械みたいのが置いてあり、こんなおじさんも。

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お茶の後、再度チリコンサルティングへ。オフィスの前の通りには普通にフルーツがなっている。さすが南の島。

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LiangさんChristineさんには今回ほんとにお世話になりっぱなしである。

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さてChili Consultingを辞してどこに行こうか、ということで、まずは永康街に戻る。さっき「ここだよ」と教えてもらった冰館に来て、マンゴーアイスを頼む、が、やっぱり「オフシーズンなので無い」と言われた。冬場はこれだ、と言われたので、イチゴ氷にマンゴーアイスクリームをトッピングしたもの(7番)にしました。

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マンゴーマンゴーと頭の中にあったけれど、イチゴはイチゴで旨し。

近くには、「キトキト」という名の日本料理店が。「キトキト」は富山県の方言で魚が新鮮なことを言う、というのは本や雑誌で良く言われるようになったけれど、台北にまで伝わっているとは。僕自身は富山出身ながらこの言葉聞いたこともないんだけど(富山の東の方の方言なのかもしれない)。

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そのあと、東へ歩き、大安森林公園へ。街のど真ん中にあるが森林を謳っているだけのことはある。緑にあふれる公園。しかも、ちょうど僕らの滞在期間に重なるように、一ヶ月間フラワーフェスティバルっぽいことをやっていた。

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いろいろな花がいくつかの会場にわけられて飾り付けられているし、中国風や原住民風の歌や踊りをそこここで演奏していました。大正琴に似た楽器をバックに、バーチャファイターの舜帝みたいなご老人が畳んだ扇子を持って踊っているのが、これまで見たことのない光景で面白かった。

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その後、どちらに進むか迷ったけど、永康街にもう一度戻り、オシャレなお茶屋で休憩。$180の謎の柑橘系お茶は酸っぱ高かったが、ミルクのためにお湯を二度もらったし親切でした。ちなみに、「このブランドのお茶だけはパッケージデザインばかりで味が悪いから買うな」と忠告されていたお茶が売られてました。

永康街からバスに乗って台北車站へ。路線図を見たらほとんどのバスが台北駅に行きそうだったし、そうでなくても地下鉄のどこかの駅を通りそうだったので、来たバスに適当にのります。AndroidのGPSとGoogle Mapsがあるので、移動中も地図でどのへんを走っているかわかるのは、すごい便利でした。ただ、「下車」というマークを見落として乗車時にカードを読み取り機に読ませてしまい、あせりました。下車の時にもう一度カードを読ませたら、エラーになって、運転手が「大丈夫」みたいなことを言ってくれたので、間違ってたけど二回カウントされないようにシステムがなっているみたい。ちょっと古いガイドブックでは、この運賃の支払いが、お釣りが効かないのも含めてバスの難しいところと書いてありますが、ユウユウカードがあると全然楽ですね。

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その後、MRTの板橋駅に行って、陳さんからベビーカーを借りました。お友達のが使わなくなっているということで借りてきてくださったものです。荷物籠もあるし畳んで肩に掛けられるしで、昨日カルフールで見たのより全然高機能です。これで出歩くのがだいぶ楽になりそう。

一旦アパートへ戻り、今日も大龍街夜市へ。今晩の「まだ食べたことがないもの」は、酢醤麺。

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帰り道、公園で社交ダンスの練習?かレッスンをやっていました。

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[台湾 3] 米漿, 自助餐, Chili Consultingのお二人と四川料理 at 台湾大学街

朝起きたら8:30 昨日と同様に円山駅前まで歩きます。今日は直接南出口へ。駅前でやっているのは5軒ほどで。3軒並びの一番左の店に入る。握ったお握りがラップで包んで積んであるのを薦められたのでそれを一つ。おにぎりだけじゃつまらないなという顔をしてたら横の鉄板で作ってる蛋餅もあると言う風に言われた(っぽい)のでそれと一個ずつ。また、大鍋に入った豆乳と、その右側の味噌みたいな色の鍋。

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右は何だと聞くポーズをしたら、おばさん達が説明のしようがないよ、ミー**はミー**だから、みたいな感じで笑ってた。とりあえず試すので一杯ずつ購入。甘みのついた飲み物だった。後で検索したら米漿(ミジャン)という米ベースにピーナッツを加えたドリンクらしい。店内に座って食す。店内は混んでいて、両隣りは店に置いてある新聞を読んでいる。子供が泣きだしたのでミルクを作ってやる。

おにぎりは、油條(揚げパン)と卵焼きとタクアン的な何かを挟んで海苔で巻いたもの。おにぎりの具がパン、というのはすごいけど、食べてみたらそこそこ食べられました。蛋餅(だんぴん)は薄く焼いた卵焼きが具で、ドロッっとした醤油風のソース(醤油膏)をつけて食べるよう言われました。本体は薄味でソースで食べるような感じ。

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おにぎり+焼き餅+豆漿+米漿で$75。豆乳は量が多く、半分持ちかえってきました。

その後散歩して他の方角に朝ご飯的なものがないか調べました。宿の西側に、昼からやりそうな麺の店(昨晩のかき氷の店の隣)が開店準備しています。また、道の反対側に喫茶店風のドアが閉まる感じの店があり、そこもとても人気があるようで混んでます。また、もう少し宿に近い側にはオレンジが店頭にかご入りで山積みになった店があり、焼きまんじゅう&フレッシュジュースという組み合わせで売っていました。

昨日の朝は、遠征しないと朝ご飯食べられないのかなと思ったけれど、こうやってみるとすぐ近くにもそこそこ朝ご飯屋があります。大通りをぱっと眺めても、アーケードの中の小さな店舗はなかなか見つけづらいのだな。実際に歩いてみないと。

午前中は仕事して、お昼はこれまで行ってなかった南方向に歩きます。すると、次のブロックで「自助餐」の看板を発見。

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ここは良かった。ツレが油っぽさに軽く飽きていたようで、自分で好きなものを選べるのは気が楽になります。サンフランシスコで似たようなシステムで良くランチを食べてたけれど、あちらは重さで金額が決まるのに対して、こちらはレジのおねえさんのエイヤで額が決まるようです。おかずの種類や量を数えてる風だったので細かい規則があるのかもしれませんが。

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スープ・ご飯またはお粥・本日のお茶(超甘い)はお代わり自由。二人で好きに取って$135という判定でした。一人あたり200円しないぐらいですね。

午後は子守。パソコンに向かおうとすると泣くのでしょうがなくベッドで昼寝。ツレは2時間ちょっと身軽に西方向の通りと店をチェックしてきたよう。美容院を順番にあたって、英語の通じる(正確には英語がわかって通訳してくれた客のいた)店に予約を入れてきたそうです。それ予約の当日は英語通じないということじゃ…

夜は、以前サンフランシスコの最初のテッククランチ(TechCrunch40)で知り合った台湾でモバイルコンサルティングをしているChristine Yangさんと、そのビジネスパートナーの方とお会いして会食。お二人はチリ・コンサルティング(Chili Consulting)という、台湾でのモバイルやウェブのプロモーション等を扱う会社を運営されています。テッククランチの台湾でのイベントも手伝われていますね。

大学街にある四川料理のたいへん混んでいる(=人気のある)お店。

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運悪く機嫌の悪かった子供をあやしつつ、台湾および中国語圏のケータイ電話事情やモバイルウェブについて興味深い話を伺いました。

台湾では2009年にFacebookが非常に大きな伸びを示したということです。10位以下のポジションから2位までジャンプアップして、1位のYahoo!台湾を追撃いうる位置に達しているということ。台湾でのユーザー数が500万人で、台湾人口が2,300万人ということを考えると、たいへんな数字です。日本でミクシィのユーザー数が2500万人になるようなもので、それも一年での伸びですから(ミクシィのユーザー数は1800万人前後)。

日本にFacebookの拠点が開設されたことにも興味を持たれていたようです。当の日本ではFacebookもその事務所オープンもあまり大きな話題ではないですが。台湾ローカルのソーシャルネットワークがどのようにFacebook対策を取ったのかまでは聞いていませんが、単にアジアではFacebookはうまく浸透できない、とも言い切れないようですね。

また、モバイルの専門家ということで、携帯電話のSIMと3Gデータ通信のSIMの二つを手配していただきました。SIMフリーのGoogleフォンを持ってきたので、このSIMを挿すことで台湾でもケータイが使えるようになりました。

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この揚げパンは中がふわりとして絶品。ご飯やお粥を食べながらでも揚げパンを食べる中華式ですが、これはいけます。

そのあと独特の店構えのオシャレなコーヒーショップに移動。台湾大学のお膝元ということもあってか若い人がいっぱいいます。

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このあたりでも日本がクールなようで、日本の雑誌や漫画の単行本(こちらは中国語版)も置いてありました。

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地下鉄(MRT)の駅でいうと公館

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チリ・コンサルティングには、今回ケータイ用のSIMとデータ通信用のSIMを実費で手配していただきました。モバイルに非常に詳しい会社なのでお手のものですけど、定額データ通信のSIMなどを旅行者が一カ月だけ使うというのは面倒だったり割高だったりするようなので(日本でも同じですが)、これはたいへん助かります。