見て来ました。台北市の東側にある、あと3日間は世界で一番高いビル「台北101」で今年も行われた、新暦の新年を祝う花火です。
7時から、友人の友人宅でお茶パーティーに参加していたのですが、11:10頃にそこを辞して、地下鉄で近くまで向かいます。
複数の台北っ子から、「良い場所で見るには夕方ぐらいから行って場所取りしないといけない」「帰りは地下鉄に乗るだけで数時間かかる」「周辺ではタクシーもまったくつかまらないよ」など恐ろしい話を聞いていたので、あまり無理をせずに適度にビルの方へ寄る、という方針で行きます。
地下鉄は混んではいるけど、山手線や田園都市線の朝を思えばたいしたことはありません。国父記念館で下車。
送信者 Taipei101 Fireworks |
広くて見晴らしのよい国父記念館の広場を考えていたのですが、地下鉄から上がって100メートルぐらいの路上で人の流れが完全にストップ。ビルのわきからかろうじて台北101が見えるかどうかという場所に落ち着きました。車道もすべて人があふれていて、車道の人々の間にはかわいそうなバスや自家用車が、まったく動けない状態のまま止まっています。
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日付の変わる前に、ビルとは違う方角でちょっとした花火がいくつか上がり、まわりもザワザワと盛り上がってきます。ビル自体の花火は00:00ちょうどに始まりました。
どう見てもビル火災で燃えてるようにしか見えません。
高層ビルと言えば、中も全部電気コンロや電気湯沸かしでガス禁止にしたりと、火の扱いにうるさいのが普通なのですが、ビルじゅうの外壁から花火を打ち上げるってのは発想がすごいですね。今年で4回目か5回目だそうですけれど、名物になってきてるのはわかります。先日台北の勉強会でスピーカーをされたPlurkのエンジニアAmirさんも、今回の旅行の目的は「台北101の花火を見ること」と言われてたので、どこかで見てることでしょう。
こちらはチリコンサルティングのChristineさんに教えてもらった、もっと良い場所からちゃんと撮った動画
「もう終わったのかな? まだあるのかな?」という感じですが、もう前の方からぞろぞろと人が戻りだそうとします。みんな素早く帰らないと遅くなることがわかっているのです。この切り替えの速さ。余韻を感じてる暇はないですね。
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地下鉄は、地上の入り口、改札の外、改札中のエスカレーター、そして到着時の電車の入り口のそれぞれに警官や職員が多数配置されて、人が押し寄せないようにコントロールされていました。待たされている人もみんな落ち着いていて、一緒に来た家族や友人と話しながらマナー良く待っています。また、一度、子供を抱っこしていることで係員に呼ばれて、先にゲートを通してもらいました。長丁場になっても大丈夫なように準備はしてきましたし、子供も元気ではありましたが、とてもありがたかったです(台北では地下鉄でも常に席を譲ろうとされます)
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そんなわけで、帰りの地下鉄も問題なく帰れました。台北車站での乗り換えもOK。1時には自分の駅に戻ってくることができました。
小腹が減ったので、駅前で一軒だけ空いてた屋台で、豚?の大腸に蒸した餅米を詰めたソーセージをあぶったものを購入($30)してアパートに戻りました。