昨晩カルフールで買ったNestleのと瓶詰の離乳食とをあげてみる。Nestleのは多少甘い匂いがするけど食べてみて甘いわけではない。朝食は陳さんからいただいたケーキで。
午前中は仕事をして、午後から出かけました。予報通り、昨日までとは打って変わった晴天。気温も6,7度上がって20度となりました。これぞ期待していた南の島。シャツ一枚でも大丈夫です。
地下鉄を乗り換えて市政府前駅へ。今日は世界一高いビル、台北101に登ります。2週間後にはドバイのブルジュ・ドバイが完成してしまうので世界2位になってしまいますが。
地下鉄駅から無料バスが出てるということだったので、地上に上がったあと「台北101」と書いてあったバスに乗り込んだのですが、これは普通のバス(7番)でした。でも他にもいっぱい駅から台北101まで乗ってる人がいたんだよなあ。$15
とりあえずバスを降りてビルを見上げます。
とりあえず腹ごしらえです。ショッピングモールの地下に、巨大なフードコートがあります。
一通り見て回りましたが、アジア各国を中心にあらゆる国の料理が出ています。多くの店で、日本にあるような食品サンプルが並べられているのも日本以外であまり見ない光景。
シンガポール料理のお店で、ラクサを食べました。ミルクっぽいけど辛いスープに入った麺料理です。以前シンガポールのカトン近くに泊まった時に有名なカトンラクサを食べたことがありますが、海南鶏飯と同じく好きなシンガポール料理です。サンプルが大きかったので念のため二人で一個にしたのですが、勘は的中。かなり大きい鍋です。洗面器みたい。$130。思い出と変わらぬ美味しい味でした。
デザートは台湾デザートの店で。7番の紅豆湯+湯円。列の後ろのおばさんと英語で話していて「これはどう読むのか?」と聞いたら「単にSevenって言えばいいのよ」と言われてしまった。みんな番号で注文していました。ちょっと物足りないけどせめて7を中国語で注文。
台湾が多言語社会だからかもしれませんが、お店に言っても紙にマークをつけて注文する店も多いし、話さずに済むようになっている場所では料理の名前を言ったりはあまりしないのかもしれませんね。
このショッピングモールは、とても大きいし豪華な感じです。上の方の階では、吹き抜けに101ビルの一部が見えています。(モールは隣接して建っています)。
5階から高層ビルの方に歩くと、展望台のチケット販売所です。$400(1100円)
時速60kmの高速エレベーターで、37秒で89階に到着します。耳がツーンとするので赤ん坊が泣かないか心配でしたが、不思議と平気なようでした。日本語の音声ガイドが借りられうということで、サンタ帽をかぶった係員から機械を受け取ります。
さて、地上380mからの眺めは…
ガスってました。晴れてはいたけど、遠くはもやもやと良く見せません。台北は上海のようなスモッグは無いみたいですが、それでも東京よりは空気が汚れているようで、単に曇りというよりバイクの排気ガスのせいかもしれません。キレイに見える日もあるようなので、雨がいつ降ったかとか風が強いかとかにも関係するのかも。
台北101によじ登った風の合成写真を取る家族。
カメラマンも撮りながらポーズを指示。
台北101のマスコットキャラクターは、ビルの揺れを抑える球形のダンパーをモチーフに「101」の顔をした4人4色の彼ら。
終わって出てきた頃には暗くなっていました。
広々とした公園を通り、台北っ子が自慢する巨大書店誠品書店(Eslite Bookstore)へ。こちらも地下のフードコートでまず腹ごしらえです。蚵仔煎+猪血湯+炒米粉のセットで$120。こちらのフードコートもサンプルが充実してます。
このセットは、台湾名物とガイドに書いてあった牡蠣入りオムレツと豚の血を固めたものの両方が同時に試せてグッド。オムレツはよかったけど豚の血の方はレバーをもっと柔らかくしたようなもので普通。ビーフンはおいしかった。
誠品書店は、数フロアにわたる巨大な書店で、書店だけでなく服や雑貨、ガジェットの店なども多数入っています。
売り場の中には日本語の書籍や雑誌がそのまま置かれていることも多いです。数から言えば1,2パーセントだとは思いますが、それでも日本語の本をそのまま読む人がそんなにいるのかという感想。英語の書籍や雑誌も多いです。
日本から翻訳された書籍も多数。
また、それとは別に日本語の書籍だけが置いてある書店も入っています。ここは日本の小さな駅前にあるような書店よりも大きいぐらいで、単にベストセラーが積んであるわけではなくかなり意識して選ばれた本が日本から輸入されているようです。値段も日本の定価の1,2割増し程度です。
おしゃれだからか別に専門店があるからか、人気のある漫画は全部中国語版が出ているからかはわかりませんが、この日本語書店にはほとんど漫画がありません。一棚分だけ。そこも、4名の漫画家の本だけが多く置かれています。なぜか古屋兎丸が猛プッシュ。なぜかとか言ったらファンの人は怒るか。
この巨大書店は24時間営業で、若い女の子が(知的な)彼氏を見つけるためにたむろしてる場所だ、という現地情報も本や人から見聞きしました。いたるところに机やソファがあって、ずっと立ち読み(座り読み)していられる環境で、誰もそれをとがめません。DVDやCDなども充実しています。
帰路は、隻連站で途中下車して、寧夏路夜市に行ってみました。駅から西に10分ぐらい歩くとつきます。
わざと狭くしてるんじゃないか、と思う配置の屋台の間をたくさんの人が歩いています。かなり長い通りに多数の食べ物の屋台があり、同じものを売ってる屋台はほとんどありません。
日本のものも、ドラ焼き、今川焼き、寿司に刺身!まであります。まあ僕は日本食を食べる気はないんですが。
夕ご飯からあまり経っていないので、それほどはお腹が減っておらず、入口のはじにあった屋台ではじめての胡椒餅を食べました。塩気はきついけど具の中の肉が大ぶりでおいしいです。