[台湾 17] 故宮博物館, 美麗華百樂園と観覧車

故宮博物館。円山駅前から213番バスでも行けそうに思ったけど213番のバス停が見つからず。MRTに二駅乗って士林駅から小18番のバスに乗ります。MRTとバスを乗り継ぐとバスが半額になるようで、$15+$7。

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故宮博物館は3時間ほどの滞在。

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セルフサービス式の日本語音声ガイドを借ります。パスポートを預けて$100

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いくらでもじっくり見られるのだけれど、疲れるし足も痛くなってきたので全部回るのは諦める。展示も常設以外のものが3カ月とかでよく回転しているようで、数回来ても豊富な所蔵品のほんの一部しか見られないように感じた。大英博物館やルーブル美術館よりも建物全体の規模は小さいのかな。閉まっていた部屋もいくつかあったし。

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今回の特別展は清の雍正帝とその時代の文物。在位が短い割にいろんなことをやった皇帝で、文化面でもこれこれこういう成果がありましたよ、的な展示。このスペースがかなり大きい。特別展が占める割合が大きいということは、年に何度も足を運ぶ人にとって常に新しいものが見られるということですね。

僕は清代は後半の歴史の方なら興味あるけれど、文化はそうでもないので、宋や隋唐時代の展示を中心に回りました。べいふつの書については既に書いた通り。

故宮博物館と美麗華百樂園(ミラマーデパート)の観覧車の共通チケットを買っていた($250, 故宮博物館だけだと$150)ので、地下1Fから出る無料のシャトルバスにのってミラマーへ。途中、自強トンネルというトンネルを通りました。故宮博物館は市の北側の山あいにあって、そこから直接市の方に来るにはこのトンネルしかないようです。

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ミラマーの地下のフードコートで、客家料理(と看板に書いてある)を食べます。

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味はまあまあ。というか普通。ちょっと期待しすぎたかも。夕方5時過ぎでしたが、三連休の中日で土曜日なことからとても混んでいて、席を見つけるのもたいへんだったし、食べ終わり頃から横に席待ちの家族がずっと立っててちょっと気まずかった。

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「安心のニュージーランド牛肉を使っています」どこでも似たような光景ですね

ミラマーの上、ベビー用品階へ。授乳室に行ったのですが途中で子供写真館のブースが出ていて、子供の写真をキーホルダーにしてくれました。無料。デパートのサービスなのか、その後もっと立派な写真集を作ってもらうための宣伝かわかりませんが。

そして、5Fに登って観覧車です。デパート自体は盛況ですが、外は雨が降ってることもあって、並んでいるのは10組ぐらい。

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普通のゴンドラと下まで全部透明のゴンドラの列があって、全部透明なのは1時間待ち(2,3組しか並んでなくても)ということなので、普通のにしました。

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足りなくなりそうだった粉ミルクを隣のカルフールで買いました。帰り際にミラマー2Fにもあった授乳室(ちょっと規模は小さい)でオムツ替えをしましたが、その時にオムツ鞄を置き忘れてしまったようです。これのせいで明日もまたミラマーに来るのですが。

帰りはMRTの木柵線に初めて乗りました。木柵線は新交通システムで、4両編成で運転手無しです。一番先頭に行くと、前が開けて見えました。雨でしたがそれでも、国内空港の下を通る長いトンネルや、その後の台北市内の夜景が見られました。

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青い線、淡水線と乗りついで帰宅。

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帰宅途中で、哺乳瓶を入れていた袋も落としてしまったみたいで、子供のためのお出かけセットがまるまる無くなってしまいました。疲れすぎていると注意力散漫になりますね。

[台湾 16] 台北賓館, レンガ街, アフタヌーンティ, 台北駅前電脳

午前は仕事。昼は駅前の3軒並びで唯一行ってなかった真ん中の店で、海鮮意麺。イカの身がそのまま混ざったすり身が美味しい。

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台北賓館の見学。2か月に1度の公開日。観光客もだけど、たぶん地元の人もいっぱい来てる。

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その後、東側に歩く。レンガ作りの大きな古い洋館がいくつも並んでいます。

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善導寺駅近くのシェラトン台北へ。豪華なホテルだなーとため息。ツレはアフタヌーンティー$450に、なんと$100をプラスして紅茶をつける。アフタヌーンセットにお茶が含まれていないことに釈然としない思いもしつつ。僕はなんかオススメのキーウィーやらバナナやら4種の果物のミックスジュース$330。普段の屋台での買い食いを考えると高いなあ。まあ今日は家族サービスデイということで。

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このアフタヌーンティ、エビフライとかアワビとかレバーペーストとか、これまでにない構成でびっくりしました。台湾らしさを出そうとしているのかしら。

新光三越で哺乳瓶に水をもらいます。ここは内装はいまいちだけど、人もついていて良く使われています。そのあと隣のNOVAに。ここは八徳路とは離れた台北駅前の電脳ビル。

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地下1Fから3階まで。構成は光華市場と同様。小さな店がたくさん並んでいます。

台湾の正月は旧正月ですが、街中は本当に何も普段と変わらないですね。店舗はどこも休んでません。1日は会社と学校は休みになるので、三連休となってお客の方は増えています。

晩御飯は台北駅地下街で、牛肉麺。

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そのあとワゴンで売っていたパンを買う。明日の朝ご飯用。一個$10(28円)は安い。

[台湾] 故宮博物館で米芾(べいふつ)の書を見た

この宋代の奇人については漫画で詳しく知ったのですけど。

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絹に書いたという蜀素帖は、昔の書斎を模した家具の奥に、それもレプリカが飾られているのみで良くは読めませんでしたけど、2Fの展示室では別の米芾の書を見ることができました。書の良し悪しはさっぱりわかりませんが、900年前の、いろいろな言動で性格が伝わっているような人物が書いたものが今読めるというのはすごいですね。

伝えられた逸話の中にも後世に作られたものもあるかもしれないし、漫画には漫画なりの脚色があるでしょうが、漫画「墨戯王べいふつ」も面白いですよ。

[台湾] 台北101ビル新年の花火

見て来ました。台北市の東側にある、あと3日間は世界で一番高いビル「台北101」で今年も行われた、新暦の新年を祝う花火です。

7時から、友人の友人宅でお茶パーティーに参加していたのですが、11:10頃にそこを辞して、地下鉄で近くまで向かいます。

複数の台北っ子から、「良い場所で見るには夕方ぐらいから行って場所取りしないといけない」「帰りは地下鉄に乗るだけで数時間かかる」「周辺ではタクシーもまったくつかまらないよ」など恐ろしい話を聞いていたので、あまり無理をせずに適度にビルの方へ寄る、という方針で行きます。

地下鉄は混んではいるけど、山手線や田園都市線の朝を思えばたいしたことはありません。国父記念館で下車。

送信者 Taipei101 Fireworks

広くて見晴らしのよい国父記念館の広場を考えていたのですが、地下鉄から上がって100メートルぐらいの路上で人の流れが完全にストップ。ビルのわきからかろうじて台北101が見えるかどうかという場所に落ち着きました。車道もすべて人があふれていて、車道の人々の間にはかわいそうなバスや自家用車が、まったく動けない状態のまま止まっています。

送信者 Taipei101 Fireworks

日付の変わる前に、ビルとは違う方角でちょっとした花火がいくつか上がり、まわりもザワザワと盛り上がってきます。ビル自体の花火は00:00ちょうどに始まりました。

どう見てもビル火災で燃えてるようにしか見えません。

高層ビルと言えば、中も全部電気コンロや電気湯沸かしでガス禁止にしたりと、火の扱いにうるさいのが普通なのですが、ビルじゅうの外壁から花火を打ち上げるってのは発想がすごいですね。今年で4回目か5回目だそうですけれど、名物になってきてるのはわかります。先日台北の勉強会でスピーカーをされたPlurkのエンジニアAmirさんも、今回の旅行の目的は「台北101の花火を見ること」と言われてたので、どこかで見てることでしょう。

こちらはチリコンサルティングのChristineさんに教えてもらった、もっと良い場所からちゃんと撮った動画

「もう終わったのかな? まだあるのかな?」という感じですが、もう前の方からぞろぞろと人が戻りだそうとします。みんな素早く帰らないと遅くなることがわかっているのです。この切り替えの速さ。余韻を感じてる暇はないですね。

送信者 Taipei101 Fireworks

地下鉄は、地上の入り口、改札の外、改札中のエスカレーター、そして到着時の電車の入り口のそれぞれに警官や職員が多数配置されて、人が押し寄せないようにコントロールされていました。待たされている人もみんな落ち着いていて、一緒に来た家族や友人と話しながらマナー良く待っています。また、一度、子供を抱っこしていることで係員に呼ばれて、先にゲートを通してもらいました。長丁場になっても大丈夫なように準備はしてきましたし、子供も元気ではありましたが、とてもありがたかったです(台北では地下鉄でも常に席を譲ろうとされます)

送信者 Taipei101 Fireworks
送信者 Taipei101 Fireworks

そんなわけで、帰りの地下鉄も問題なく帰れました。台北車站での乗り換えもOK。1時には自分の駅に戻ってくることができました。

小腹が減ったので、駅前で一軒だけ空いてた屋台で、豚?の大腸に蒸した餅米を詰めたソーセージをあぶったものを購入($30)してアパートに戻りました。

[台湾 7] チリコンサルティング訪問, 鼎泰豊, 茶芸館, 永康街, 大安森林公園

Chili Consulting訪問の日。

11時の約束。起きたら10時近く。遅刻しそうなので、20分歩いていくつもりだったけどタクシーに。古亭站からワンメーター$70(200円)。安いんだからどんどん使えばいいのだろうけど、日本でタクシーに乗らないものだからつい。

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住宅街の中にあるビルの一室。日本式で言うと3LSというところ。本棚やデスクがキレイに片付いている。

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会議用テーブルと椅子はレストランにあるような趣。壁の黒板風飾り付けがクール。

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他の社員を紹介されたあと、予定していた食事に。10分弱歩いて、小籠包で有名な日本にも支店がある鼎泰豊(ディンタイフォン)の本店に到着。店の前に待ってる人で人だかりができている。電光掲示板で待ちグループ数が表示されていて、このとき20組。

道にあふれるように待っている客には日本人も多く、そこではDocomoの日本語のパンフレットを配ってる女の子まで居ました。ローミングを台湾でも使ってねという宣伝活動みたい。

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LiangさんChristineさんが予約を入れてくれていたので、数分待つだけで入れた。

2Fへ案内される。客もいっぱいなら店員もいっぱい。注文はお二人に完全におまかせで、こうなった。んまんま。

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食後は近くのおすすめの茶芸館へ。

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Liangさんに台湾と中国茶にかかわる色々を語っていただきつつ、凍頂烏龍茶と鉄観音茶を順にいただく。

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茶の香りを嗅ぐための茶器を使い、鼻でもお茶を楽しむ。

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まったりとした時間。お二人は平日で仕事中なのだけれど、心配になるぐらいゆっくりと過ごす。

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永康街の真ん中にある公園にはジムの機械みたいのが置いてあり、こんなおじさんも。

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お茶の後、再度チリコンサルティングへ。オフィスの前の通りには普通にフルーツがなっている。さすが南の島。

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LiangさんChristineさんには今回ほんとにお世話になりっぱなしである。

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さてChili Consultingを辞してどこに行こうか、ということで、まずは永康街に戻る。さっき「ここだよ」と教えてもらった冰館に来て、マンゴーアイスを頼む、が、やっぱり「オフシーズンなので無い」と言われた。冬場はこれだ、と言われたので、イチゴ氷にマンゴーアイスクリームをトッピングしたもの(7番)にしました。

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マンゴーマンゴーと頭の中にあったけれど、イチゴはイチゴで旨し。

近くには、「キトキト」という名の日本料理店が。「キトキト」は富山県の方言で魚が新鮮なことを言う、というのは本や雑誌で良く言われるようになったけれど、台北にまで伝わっているとは。僕自身は富山出身ながらこの言葉聞いたこともないんだけど(富山の東の方の方言なのかもしれない)。

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そのあと、東へ歩き、大安森林公園へ。街のど真ん中にあるが森林を謳っているだけのことはある。緑にあふれる公園。しかも、ちょうど僕らの滞在期間に重なるように、一ヶ月間フラワーフェスティバルっぽいことをやっていた。

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いろいろな花がいくつかの会場にわけられて飾り付けられているし、中国風や原住民風の歌や踊りをそこここで演奏していました。大正琴に似た楽器をバックに、バーチャファイターの舜帝みたいなご老人が畳んだ扇子を持って踊っているのが、これまで見たことのない光景で面白かった。

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その後、どちらに進むか迷ったけど、永康街にもう一度戻り、オシャレなお茶屋で休憩。$180の謎の柑橘系お茶は酸っぱ高かったが、ミルクのためにお湯を二度もらったし親切でした。ちなみに、「このブランドのお茶だけはパッケージデザインばかりで味が悪いから買うな」と忠告されていたお茶が売られてました。

永康街からバスに乗って台北車站へ。路線図を見たらほとんどのバスが台北駅に行きそうだったし、そうでなくても地下鉄のどこかの駅を通りそうだったので、来たバスに適当にのります。AndroidのGPSとGoogle Mapsがあるので、移動中も地図でどのへんを走っているかわかるのは、すごい便利でした。ただ、「下車」というマークを見落として乗車時にカードを読み取り機に読ませてしまい、あせりました。下車の時にもう一度カードを読ませたら、エラーになって、運転手が「大丈夫」みたいなことを言ってくれたので、間違ってたけど二回カウントされないようにシステムがなっているみたい。ちょっと古いガイドブックでは、この運賃の支払いが、お釣りが効かないのも含めてバスの難しいところと書いてありますが、ユウユウカードがあると全然楽ですね。

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その後、MRTの板橋駅に行って、陳さんからベビーカーを借りました。お友達のが使わなくなっているということで借りてきてくださったものです。荷物籠もあるし畳んで肩に掛けられるしで、昨日カルフールで見たのより全然高機能です。これで出歩くのがだいぶ楽になりそう。

一旦アパートへ戻り、今日も大龍街夜市へ。今晩の「まだ食べたことがないもの」は、酢醤麺。

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帰り道、公園で社交ダンスの練習?かレッスンをやっていました。

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