Cisco Fatty騒動/twitterで解雇

twitterの英語圏でここ数日盛り上がっているらしいのが、”Cisco Fatty”というキーワード。The BrandBuilder Blogの記事「140字以内で職を失う方法」によると、事件はこういう流れのようです。

1. ある女性がシスコの採用通知を受け取りました

2. その女性はtwitterを「全員に公開」の状態にしたままで、「シスコから採用通知を受け取った! 今気前のいい(fatty)給料と引き換えに、毎日サンノゼまで通勤して嫌な仕事をするべきかどうか検討しなきゃ」(Cisco just offered me a job! Now I have to weigh the utility of a fatty paycheck against the daily commute to San Jose and hating the work.)というつぶやきを書き込む

3. (“Cisco”って名指ししてるから当然ですが)コミュニティ担当でもあるシスコの従業員がそのポストを見つけ、twitter上で反応

「@theconnor, 採用担当は誰だ。彼らは君がその仕事を憎んでいることを知りたがってるに違いないと思うよ。われわれシスコはウェブのエキスパートだからね。」(Who is the hiring manager. I’m sure they would love to know that you will hate the work. We here at Cisco are versed in the web.)

fatty_answer

ただし、この強烈なメッセージは、現在書き手のTim Levadさんのtwitterからは削除されてしまっています。

4. 女性はtwitterをプライベートモードに変更

5. 女性は放置していたWordPressを使って弁明「あなたがたに知っておいてもらいたいこと(There are things you should know.)」を書き込む

これだけ多くのtwitterユーザの間で話題になってしまった以上、採用側のシスコもなんらかの対処を取らざるを得ないでしょうね。

Mixiで繰り返される炎上事件と似たところはあるかと思います。犯罪自慢ではないですけど。twitterで思ってることを数人~数十人の知人に伝えるつもりで書く、なんてことは誰でもやってると思うのですが、社名まで書いてしまっては便利な道具がたくさんある現状、相手に見つかるのは当たり前ですし、もし社名がなくても、時間を使って誰かの発言を追いかけていけば特定できることもあるかもしれません。

事件を伝える各ブログのコメント欄を見ると、今ベイエリア全体が景気後退影響で沈んでいて、大量の解雇が行なわれており、職探しに血眼になっている人が多い状況で、いい給料に文句を言いながら採用されたこの女性の態度にカチンと来てる人も多いようす。

仕事がつまらないと思ったり、今やってる仕事が嫌だと思ったりすることなんで誰にでもあるとは思いますが、それをネットに書くことで想像もしなかった大事に巻き込まれることはあるし、これからもっと増えていくのかもしれません。

しかし、なんかすっきりしない嫌な感じも残ります。上品とは言えませんが、軽口や照れ隠しでこれぐらいのことをしゃべったりすることは、日常あるように思いますし、こういうリスクに備えようとしたら、公開のtwitterやブログをすることも避けたほうがいい、なんて方向にも行きかねない気もします。どうすればいいのかわかりませんが。

via I’m Not Actually a Geek via The BrandBuilder Blog

世界の若手リーダー2009年版

世界経済フォーラム(ダボス会議)が選ぶ世界の若手リーダー230人だそうです。

ヤング・グローバル・リーダーズ(Young Global Leaders)という名簿が公開されて、その中に日本(Japan)と書かれた人が7人。

桜井和寿
音楽家

船橋力
ウィル・シード社長(教育事業)

勝間和代
ムギ畑

松古樹美
野村証券

橋下徹
大阪府知事

荻原健司
参議院議員

井上英之
NPO法人ETIC.ソーシャルベンチャーセンター

2007年には日本人15名が選ばれているらしいです。

その中で日本人として、秋篠宮妃紀子さま、横綱・朝青龍関、サイバーエージェントの藤田晋社長、人権活動家の川田龍平さん、ソフィアバンクの藤沢久美副代表、北神圭朗衆議院議員、タリーズコーヒージャパンの松田公太社長、指揮者の西本智実さん、エレファントデザインの西山浩平社長、小渕優子衆議院議員、インデックスの小川善美社長、グロービス・マネジメント・バンクの岡島悦子代表取締役、オイシックスの高島宏平社長、津村啓介衆議院議員が選ばれたのだ。

この人たちが若くして(40歳以下)世界を動かす人たち、ということらしいです。

Google GDriveの詳細がGoogle Packのヘルプから判明

GDriveという名前だけは数年前からあるけれど、どうやらついにGoogle GDriveがリリースされるようです。Google自身がホストしているコードから、GDriveの紹介が流出しました。

beu blogの人がGoogle Pack(Googleが同社の無料アプリを中心に無料のソフトウェアをまとめて配布しているもの)の配布ページのメッセージの多言語化ファイル(多国語対応のメッセージが入ったファイル)の一週間前の更新から、新しくGDriveに関連する解説メッセージを発見しました。

Google Packのダウンロードでは、こんな風にどの無料アプリを含めるかを選択できます。この選択肢の中に、密かにGDriveが入っているということですね。

日本語ユーザ向けのファイルにはまだ入ってないですが、英語でアクセスするとこういうデータが含まれています。

// Localized product category of GDrive
_CI_messages.CI_GDRIVE_CATEGORY = 'Online file backup and storage';
// Localized short description of GDrive (1st
// of 2 description lines)
_CI_messages.CI_GDRIVE_DESCRIPTION_1 = 'GDrive provides reliable storage for all of your files, including photos, music and documents';
// Localized short description of GDrive (2nd
// of 2 description lines)
_CI_messages.CI_GDRIVE_DESCRIPTION_2 = 'GDrive allows you to access your files from anywhere, anytime, and from any device - be it from your desktop, web browser or cellular phone';

これでこのJavascriptの翻訳が完了すれば、HTMLのほうを書き換えてGDriveを選択できるようにするだけ、ということですね。しかし、なんで実際のリリース前にこの更新がサイトに上がってしまったんでしょう。

上記の短文解説によると、Google GDriveの正体は「オンラインのファイルバックアップとストレージ」で、「GDriveは写真、音楽、文書などすべてのファイルのための信頼できるストレージです。GDriveを使えば、いつでも、どこでも、デスクトップや、ウェブブラウザ、そして携帯電話などどんなデバイスからでも自分のファイルにアクセスすることができます」だということです。

つまり、DropboxとかWindows Live Syncみたいなサービスで、加えて携帯電話も使える、ということかな?

「脳トレ」は「紙とペン」と特に違わないと仏学者が発表

10歳児67人を4つのグループに分けて、Nintendo DSの脳トレで本当に頭が良くなるか実験したんだそうです。結果、紙とペンでパズルを解いたグループとの間に有意な差は見つからなかったとか。

川島教授も、たぶん頭が良くなると断定はしてないだろうと思いますが、そんなことよりあっちのCMにはニコール・キッドマンが出てることに驚きました。

ニコール・キッドマンの脳トレCM

リブ・タイラーのCMもありました。

[am]B00097D8YO[/am]

2ちゃんねるのシンガポール新住所の写真

シンガポールで例の2チャンネル移転先の写真を取ってきた人がいたようで。

PACKET MONSTER INC. PTE. LTD.
TELOK AYER STREET
SINGAPORE, SINGAPORE 068589
SG

Rikvinという看板がありますが、これがシンガポールにある、会社設立を助けてくれるコンサルタント企業。

WHOISで出てくる住所には、番地まで書いてないので、こことも限らないのですが、目に見える範囲ではどこにも2chの事務所らしいものはないそうです。まあ、このRikvinが管理してると思われるのでここがその住所なんでしょうね。

via kilviear