空港でギョッとされること間違い無しのスーツケース・ステッカー

スーツケースに貼るシールには、オリジナルな外観にすることで、預けた荷物がターンテーブルで出てくる時に見つけやすくするとか、空港での泥棒に盗みにくくさせるという効果があるかと思います。

そんなシールですが、ここまでやると絶対に目立つだろう、というシールを売っているサイトがありました。

スチュワーデス・ステッカー

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砂糖・ステッカー

# ぜったい砂糖じゃないってこれ

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お札ステッカー

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Suitcase Stickersは$7.50 で購入できます。

「空港で良く目立ち、新しい友達を作るチャンスも増えるでしょう」が、「空港や税関の職員を心証を悪くする可能性があります。」ということです。

そういえば、以前に自動販売機で似たようなことをしているドイツの広告を紹介したことがありました

via Funny Suitcase Stickers | Cool Material

Googleストリートビューで念入りにボカシを入れられる方法

1. ストリートビューの撮影カーに遭遇します(これが一番難しい)

2. ストリートビューカーの進行先に先回りします

3. 路肩に車を止めて、セックスしてるフリをします(本当にすると犯罪になる国は多いんでは 直後の様子)

4. 後日、ストリートビューに反映されたら、その場所を知り合いなどに教えてあげましょう

5. ネットで話題になる頃には、グーグル社がより大きなモザイクを掛けてくれるでしょう(彼らがストリートビューカーをもう一回派遣して撮り直しするまでは)


大きな地図で見る

オーストラリア、キースでいたずら心のあるカップルが実際に取った行動だそうです。ボカシがかかる前の写真はそちらでどうぞ。

ブログの表示崩れを指摘するコメントスパム、検索してみたらすごい多かった

ブログにこんなコメントが。

“Hey just wanted to give you a quick heads up. The words in your article seem to be running off the screen in Chrome. I’m not sure if this is a format issue or something to do with web browser compatibility but I thought I’d post to let you know”

(訳) やあ、ちょっとお伝えしておこうと思うんだけど、Chromeで見ると文字が画面の外に流れて行ってるみたいだね。フォーマットの問題か、何かブラウザ互換性の問題かはわからないけど、知らせておこうと思って。

僕いつもChrome使ってるし、表示も全然崩れてないんですが。しかも日本語のブログにわざわざコメント? と思って書き込み者のところを見ると、英語で「背中の痛み.com」的なアドレスが書かれているわけで、リンク稼ぎのコメントスパムなわけです。

“Chromeで見ると”のところを抜いて“The words in your article seem to be running off the screen in”で検索すると、出るわ出るわ。

ネット中に100万件以上のコメントが、「やあ、このページはSafariだと文字が画面の外に…」「やあ、Internet Explorerだと…」「Firefoxだと…」「Operaだと…」と、ランダムにブラウザ名を入れ替えて、コメントフォームのあるあらゆる言語のあらゆるページに同じ書き込みが見つかりました。

この手の自動コメント投稿スパムは、ブログの本文について、何か感想を言っているようで実は何も言ってない、というのが特徴で、「やあ、すばらしい記事だね、感動したよ、その調子でがんばって!」みたいなのが多いのです。単純なプログラムで、本文の内容を解析してそれに合わせた自然なコメントを作るなんて、今は無理ですからね。SEOスパマーってのは楽をして手っ取り早く稼ごうとしている悪いやつらですから、そんなところは頑張らなくて、その自動コメントも、どんな記事に対してでも通用する文章しか使えないわけです。

しかし、ブログやサイトに関係なく通用する文章として、特定ブラウザでの表示の乱れとか、ブラウザ互換性を絡めてくるとはうまいな、と、変な方向で感心してしまいました。他のブラウザで崩れている、という指摘は無視しづらいものがありますし、一見親切なコメントに見えるため、たくさんコメントがついたり、コメントをあまり確認しなかったりするブロガーなら、消されずに残る確率は高まるでしょう。それで100万件もネットに残った結果、このスパマーが推している腰の痛み.com(リンク先ももちろんいろいろあります)が検索結果で上位に出てきてしまうわけです。

中国を変えた最強メディア 微博(ウェイボー)の衝撃

読みました。

・「微博」は「マイクロブログ」という意味に過ぎなくて、ツイッターの中国版、というと一個しかないように聞こえるけれど、たくさんある。有力なものは4大微博で、一番大きいのは新浪微博

・なんでツイッターが禁止で微博はOKなのか。政府のコントロールが効かせられるようになっているから。監視や削除もあれば、政府の意向に沿うような動きをする工作員も多いのではという推測も

・とは言っても、突発的に多数から出てくる事件の報告などを完全に止められるわけではなく、微博のおかげで悪事の隠蔽ができなかった例もいろいろある

本書でいちばんハッと気づかされたのは、マスメディアとソーシャルメディアに対する日本と中国の一般人の持つ期待値がまったく異なることです。

日本では、マスメディアが正しいことを伝え、ネットはいいかげんで間違いや悪事が多い、という印象を持っている人が、特に歳を取った世代に多そうです。それに対して、中国は、メディアが信用できない(=メディアは結局政府と同じで、政府の言いたいことを伝えているにすぎない)という考えが身に染み付いているので、相対的にネットから流れてきた情報の信頼性は高くなってしまう、というようなことが述べられています。

その結果、中国のネットユーザーで日本のネットをチェックする人たちは、日本のマスメディアが報道したことを信用せず(=日本政府の発表をマスメディアが垂れ流していると思っている)、日本のネットに書かれていることをより信用してしまう、のだということ。

逆に、日本人は、中国のマスメディアの報道を、日本のマスメディアに期待するようなレベルで正しいことを伝えていると思い込みがちだし、中国のネット発の情報を、日本のネットに書かれた平均的な情報の信頼度を基に、玉石混合で信頼しづらいものだ、と見てしまう、のだと。

日本と中国で、メディアの発信、ネットの発信を読み解く際には、その性格の違いをある程度踏まえて見ないと、そこの落とし穴に引っかかってしまう可能性がありそうだな、というのが本書を読んでの一番の収穫でした。

WindowsでファイルのBOMを付けたり消したりする

友達に訊かれたので記録。

他所の会社から毎日送られてくるCSVファイルに突然がつかなくなったけど、自分の部署のツールはBOMがついているCSVしか読めないツールを使っていて、自動での連携が動かなくなったんだそうです。まあツールってのはExcelなんですが、BOMがついてないCSVだとファイルがUTF-8だと自動認識してくれない作りなんだと。

相手に「BOMつけて送ってよ」って言えば、と答えたんだけど、会社をまたぐことなので難しいし時間が掛かりそうということ。OSはWindows。

対処法としては、「コマンドラインでUTF-8テキストのBOMを追加したり削除したりする」に書いてあることを実施しているだけですが。

ICUのページから、検索ボックスで”Windows download”で検索し、ツールのダウンロードページを探す。ICU(バージョン)のバージョン番号の大きなものを開く、番号が大きくても(Release Candidate = リリース候補)とかは安定してるかわからないので避ける。

Binary Downloadで、Windowsのバイナリが二つある。自分のWindowsが64bitなら64bit版を、32bitか不明なら32bit版をダウンロードして展開する。

icu\bin\uconv.comと、同じ場所にあるicu*.dll (icuで始まる拡張子が.dllのファイル全部)を、変換作業を行なうディレクトリにコピー。(または、PATHが通った場所にコピー)

コマンドプロンプトで試す。BOMのついたcsvが received.csv だとしたら、

> uconv -f utf-8 -t utf-8 –add-signature received.csv > received.bom.csv

を実行すると、BOMがついたCSVができるので、これで開けるようになります。

あとは、このコマンドを、毎日のファイル受信直後に実行するようにタスクスケジューラーを指定するとかで対処できるのでは、と回答しました。