AmazonのCTO、Werner VogelsさんがブログAll Things DistributedでAmazonの新サービスを発表しました。
Amazon Web Services(AWS)のこれまでのシリーズ、仮想サーバを時間売りするEC2、ストレージを小売するS3に続き、AkamaiのようなContents Delivery Network(CDN)を個人レベルで使えるというものです。(まだサービス名は明かされていません。)
このサービス上にデータを置くと、エンドユーザがアクセスしたときに一番近いエッジサーバからそのファイルを返してくれるということなので、世界中にユーザがいるようなサービスで特に、サーバからのレスポンスが速くなるという効果を得られるでしょう。
ブログで伝えられる特徴としては、
- 使っただけかかる料金体系。つまり実際の利用がなかった場合はコストがかからない完全従量制
- Amazon S3にファイルを置いてAPIを一個呼ぶだけで、CDN対応したURLを取得して使えるシンプルさ
- S3との統合、HTTPでのアクセス
- 三つの大陸に分散されたサーバからの安定したアクセス
だそうです。
EC2 Europeとかあるので三つの大陸のうち二つはアメリカとヨーロッパしかないんですが、三つ目はアジアですよね? そう思いたい。
via Gigaom