Googleが訪問者の豊かさで表示広告を切り替えるシステムをテスト中と判明

アメリカに住んだとき、最初、クレジットヒストリーが無くてクレジットカードを作ることができず、たいへんでした。

このクレジットヒストリーというのは、その人が公共料金やローン、クレジットカードの支払いをちゃんとやっているか、という記録です。アメリカには、こういうのを集めて管理する会社が数社あり、新たにクレジットカードを申し込むときや、家を賃貸で貸すときとかにお金を払って問い合わせると、「この人はクレジットヒストリーが低い」とか、金払いに関する信用の有無がわかってしまいます。

クレジットヒストリーの点数が高いということは、その人がいっぱい借りて、いっぱいちゃんと返せる、という指標になります。そういう意味では、必ずしもお金持ちかどうかではなくて、カードをよく使う人でしっかりしてる人とかもポイントは上がります。

# ヒストリーが無いところからどうやってヒストリーを作るか、というのは、検索すると解説してる人が何人もいますのでそちらを読んでください。

Googleのマーシャ・コルサンスキーというマネージャーの話したところでは、Googleのコンテンツネットワークと、FICOと呼ばれるクレジットヒストリーの点数を組み合わせて使うことで、広告主に対して「クレジットヒストリーの高い人が見にくるサイトに広告を出す」という絞込みを提供するのだとか。

どのサイトにどんなクレジットヒストリーの人が何パーセントぐらい来てるか、というデータは、サイトのアクセス統計を取るCompeteと共同で、200万人の同意したユーザーのデータを使うことで集めたそうです。

返せる人にだけ、クレジットカードをもう一枚持ちませんか、と広告したり、高い買い物の広告を見せたりするというのは、広告の精度が上がって無駄撃ちが無くなるから企業にとってはいいことなんでしょうねえ。

via Mashable

100万ピクセルツイッターページ

たった一ページのサイトをピクセル単位で販売して1億円を稼いだミリオンダラー・ホームページのビジネスモデルを「twitterのユーザーアイコン限定に」適用したサイトが登場したようです。それが、Million Pixel TwitterPage (100万ピクセルtwitterページ)

ぎっしりと小さな広告が詰まったミリオンダラー・ホームページに比べると、えらい寂しい状態ですが、このページが2005年の成功を再現して、自分のtwitterアカウントを宣伝したい人が殺到するなんてことは起こるんでしょうかね?

million-pixel-twitter-page-screenshot

値段表はこんな。一番小さい1×1のサイズは10ドル。

million-pixel-twitter-page-prices

空白が多い今の段階なら目立つとは思いますが。世界中にtwitterアカウントを宣伝したい人は検討してみては。

日本版を作ってみたら、と思った人は、とりあえずこちらを読んでこちらも見てみてください。たぶん2005年にすぐ作られた日本語の真似サイトですね。結局サイトを作るかどうかじゃなくて、そのサイトに注目を呼べるかがすべて、ということですかね。

via MillionPixelTwitterPage.com: It Was a Matter of Time

Engadget Japanにものすごい勢いで下着をオススメされているのだけど

Andoroidの記事なのに、上右下、そしてページずーっと下の4箇所が全部下着の広告。

同じようになってるという人もいるけど、HPのパソコンの広告の人もいるらしい。まさかこれがターゲティング広告? なぜ下着広告にロックオンされたんでしょうか???

今のところ、理系の人は下着が、文系の人はHPが出てるっぽいです(知り合い調べ)

でも、少なくともプリウスに乗っている

すごい広告。トヨタ プリウスのアメリカでの広告だそうなんですけど、湖に簀巻きにした死体を捨てようとしている男の写真にかぶせて「でも、少なくとも彼はプリウスに乗っている(から、良い点もある)」と一言。

アメリカでは、エコロジー意識の高い人たちの間でプリウスが大流行らしいですね。注文しても何ヶ月も入手できないとか。プリウスに乗ってることが善人の象徴みたいになっていて、そこにこんな広告をぶつけてしまうところが驚きですねえ。日本じゃやらないだろうなあ。

元記事では他に、売春婦を買おうとする男と、間男と浮気している女の二バージョンが出ています。「でも、プリウスに乗ってる」