ソーシャル系サイトの招待を装ったスパムが増えてますね

ここのところ、スパムフィルタを通り抜けて「HogeHogeさんがあなたを友達として登録しました。どうしますか?」という(英文の)メールが届くことが多くなりました。

でも、ドメインを見ても、そんなサービスに登録した覚えがないんですよね。面白そうなソーシャルサイトは片っ端から登録しているので、登録したことを忘れてる可能性もあるかな、と思って、過去のメールをそのサービス名やドメイン名で検索しても、一件も出てきません。なので、結局ゴミ箱送りなんですけど。

商売のスパムだけじゃなくて、ソーシャルサイトのプロモーションでやってるのかもしれませんけど、どっちにしても嬉しくないなあ。

ここ一週間ぐらいFacebookが盛り上がっていて友達申請も飛び交っていると思いますけど、ソーシャルサイトからの通知メールもなんでもクリックするんじゃなくて、ちょっと注意しておいたほうがいいかもしれません。

アドセンスを使った妙な現象

上司に連れられてキャバクラ行ってきた、という記事を読んでいて、Google AdSenseの広告に、本文と関係なさそうな広告が、しかも似たようなのが三つ、表示されていることに気づきました。

アドセンスで見かけた奇妙な現象

開いてみると、3つともほぼ同じ内容です。広告リンクを詰め込んだだけのリンク集サイトで、しかも3つのうち2つは運営社も同じものでした。

アドセンスの奇妙なサイトたち

3つの広告に共通の「二重敬語」という単語でGoogle検索しても、検索結果のほうには広告は一個も出てきません。なので、これらの広告は、コンテキストマッチ方式でだけ表示される設定になっている、ということです。要するに、検索結果には出ず、外のサイトで何かの単語に連動して出ているということです。

広告を押してしまうような人が見たときに、興味が無くても3つとも同じ話題について語っていると、何事かと注目してしまう可能性はあるかなと思います。また、一旦押してしまえば、飛んだ先からはまた別の広告リンクを踏むぐらいしかすることがないサイトなので、安いAdSenseで呼びこんだユーザを、より高い広告に流すことでさやを取っているのかもしれません。

GoogleのAdSenseは、この手の意味の無い広告を厳しく審査しているものだと思っていたのですが、こんな手法がまかりとおっているということは、思ったより広告の集まり方が良くないのかもしれないなあ、なんて思ってしまいました。