[symfony] 既存プラグインの書き換えを手伝うには

symfony公式サイトの”Plugins”に行くと、数百個のプラグインが提供されています。これらは、インストールするだけでsymfony製のサイトに新しい機能を付け加えるものです。

プラグインを作って登録したり、既にあるプラグインの開発に参加したり、バグ報告をするには、まずsymfony-projectサイトのユーザ登録をする必要があります。メールアドレスだけあれば、右サイドバーの”Create an account”から誰でもユーザ登録ができます。

ログインした状態でプラグインの個別ページ(例 sfFaqPlugin )へ行くと、”Contribute(貢献する)”というタブがあります。ここで、

  • developer: svnにアクセスできる開発者
  • packager: developerに加えて、プラグインの新バージョンをリリースできる開発者
  • leader: 全権限を持つプラグイン開発のリーダー

のどれになりたいかを選び、下のコメント欄には「何をどう直したいか」を書き込んで送信すると、既存の開発者に連絡が行きます。

symfony1.0でしか動かないプラグインは、元の開発者がメンテナンスを止めている場合もあるので、パッケージの1.2対応をしたいと思ったら、ここからどんどん申請して開発チームに入ることができるようです。

[symfony] admin generatorでデザインがあたらないとき

symfony1.2の管理画面自動生成機能を使うと、

$ symfony propel:generate-admin backend Post

だけで、Postクラスのオブジェクトを一覧して追加表示更新削除する画面を作ってくれますが、なぜか画面にデフォルトの管理画面のデザインが適用されず、アイコン類も出ないというのでつまりました。

呼べていない画像に/sfPropelPlugin/というパスがついてるので、それで検索をかけたら、同じ問題ではまってる人が公式フォーラムに。しかし、二人居て二人ともすぐに自己解決してます。

「脚注じゃなくて本文に書いてよ」とボヤかれていたので、マニュアルを見返したら、ちゃんとマニュアルに書いてありました。

$ symfony plugin:publish-assets

これを呼ばないと、generatorで作られた管理画面から呼ばれるCSSや画像ファイルがアプリの/web以下にコピーされないんですね。プラグインに含まれているCSS, 画像, Javascriptなんかを見える場所に移してくれるのがこのコマンドでした。

symfonyの主要ドキュメントがPDFでも提供開始

オフラインでもドキュメントを参照しやすいように、PDF版の提供が開始されました。

Jobeetチュートリアルは、symfony1.2の新しい本として出版されたPractical symfonyと同じものですね。バックエンドのORMでpropelを使う場合[pdf]のとDoctrineを使う場合[pdf]のと両方あります。

その他、sfFormの使い方を解説したForms bookやcookbook、symfony1.2への移行ガイドなどもpdfで入手できます。詳細は公式ブログで。

symfony懇親会に行ってきました

ディノで開催されたsymfony懇親会に行ってきました。

PHPフレームワークのsymfonyについて語らう会です。いつもの勉強会だと発表者と受講者ですけど、今回の懇親会はみんなで気軽に親睦を深めるためのものです。

ピザばっかりとか言ってすいません。今日はデリのサンドイッチやベーグルでした。ディノの誇る(ビール)サーバと、新しく増えた(ワイン)ストレージも活躍で、楽しい会となりました。11時半でもまだ半分以上人がいて、いったい電車は大丈夫なんだろうかと思いつつ終電で帰ってきました。

再来週会社の出張でパリに行くことになったのですが、よい機会なのでパリ郊外のSensio Labs(symfonyを作っている会社)にも訪問する約束を取り付けました。今日の懇親会では、そこでFabienさん等に日本のウェブ業界やPHP, symfonyの状況を解説するためのプレゼン(の下書き。まだ現時点では)を飛び込み発表して、みなさんの意見をいろいろと伺うことができました。