ビートルズの歌詞等を解析できるツール – ビートルズではGoodといえばMorning

IBMのビジュアライゼーション(可視化)に関する実験サイトmany eyesが公開している、Phrase Netというブラウザツールがあります。

そのツールにビートルズの歌詞を放り込んで解析させた人の結果が以下のようなもの。

beatles-lyrics-visualization

「ビートルズの曲の歌詞では」、ストロベリーといえばフィールズだし、ヘイといえばバンガローでビルだし、ロンリーなのはピープルな傾向にある、というのがわかるわけです。

“yellow submarine”のようにスペースでつながっている単語を解析すると上記のようになりますし、”rock and roll”のようなandでつながれた関係、”pepper’s lonely”, “top of slide”, “sees the sun”などいくつかの英語での単語のつながり方に応じて、どんなフレーズが多用されているのかを見ることができます。(その場で操作しながら見られるバージョンはリンク先で。ブラウザのJava利用がonになっている必要があります) あらかじめ用意されたパターン以外にも、自分でパターンを指定して解析させることも可能です。

Phrase Netの本サイトでは、サンプルデータとして、ジェーン・オースティンの「プライドと偏見」全文を解析しています。

Facebook CEOマーク・ザッカーバーグ氏がtwitterを開始

FacebookのCEO、Mark Zuckerbergさんがfinkdというアカウント名でtwitterを開始したようです。

@zuckというアカウントは以前から持っていたそうですが、これはプライベートな上にほとんど使われていないということ。

Facebookといえば、twitterを買収しようとしたけど条件面で折り合いがつかなかったとか、(twitterに対抗して?)リアルタイムのコミュニケーションを促進するようにデザイン変更したとか、マイクロブログの動向を気にしてるのではという観測がされていますね。

via Venture Beat

Google AdWords新規利用者に$250のクーポンが出てるみたい

僕は既存利用者だから使えないし、紹介しても何の得にもならないのですが、AdWordsに申し込むと$250分の広告料をタダでくれるキャンペーンをやってるみたいです。

Try Google AdWords with $250 in free advertising

ちょっと日本在住者には条件が厳しくて、アメリカかカナダの住所のクレジットカードが必要ということなんだけども。読者の人で北米在住の人は試してみるチャンスかもしれません。AdWordsやOvertureは個人でも出せるからね。

1月31日まで、先着順でクーポンが無くなり次第終了だそうです。

YSlowのSteve Souders氏が新測定ツールHammerheadをリリース

米Yahoo!のクライアント側パフォーマンスチューニングで名を上げ、Googleに移籍した、「ハイパフォーマンスWebサイト」の著者スティーブ・サウダーズさんが、新しいプラグインHammerheadを出しました。

Hammerheadは、FirefoxのFireBug拡張の上で動く子拡張。Firebugを入れた上でインストールする必要があります。

Firefox3のアドオンマネージャのセキュリティチェックに引っかかるので、パラメータをいじらないとインストールできません。about:configから手順に沿ってパラメータを一つ追加する必要があります。

ブラウザ側のパフォーマンス測定をするときは、キャッシュの影響を排除しないと正確な測定ができません。このプラグインではまず、ディスクやメモリ上のキャッシュをステータスバーからクリアするための簡易な手順が提供されます。

これは、3つのURLについて、キャッシュが空の場合と最大限キャッシュが効いた場合のそれぞれについて、3回ずつ測定した結果を表示させたものです。Primed Cacheの方のロード時間が大きいままであれば、一度読み込んだHTML、画像やJavascriptなどがうまくキャッシュされないような設定になっていないかを疑う必要がありますね。

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AmazonがAkamaiのようなCDNを開始と発表

AmazonのCTO、Werner VogelsさんがブログAll Things DistributedでAmazonの新サービスを発表しました。

Amazon Web Services(AWS)のこれまでのシリーズ、仮想サーバを時間売りするEC2、ストレージを小売するS3に続き、AkamaiのようなContents Delivery Network(CDN)を個人レベルで使えるというものです。(まだサービス名は明かされていません。)

このサービス上にデータを置くと、エンドユーザがアクセスしたときに一番近いエッジサーバからそのファイルを返してくれるということなので、世界中にユーザがいるようなサービスで特に、サーバからのレスポンスが速くなるという効果を得られるでしょう。

ブログで伝えられる特徴としては、

  • 使っただけかかる料金体系。つまり実際の利用がなかった場合はコストがかからない完全従量制
  • Amazon S3にファイルを置いてAPIを一個呼ぶだけで、CDN対応したURLを取得して使えるシンプルさ
  • S3との統合、HTTPでのアクセス
  • 三つの大陸に分散されたサーバからの安定したアクセス

だそうです。

EC2 Europeとかあるので三つの大陸のうち二つはアメリカとヨーロッパしかないんですが、三つ目はアジアですよね? そう思いたい。

via Gigaom