携帯電話の基地局で周辺住民63人が体調不良から撤去を要請

宮崎の地方ニュースから。


携帯基地局 強まる反発

延岡市大貫町5丁目にある携帯電話の中継基地局のアンテナをめぐり、地元住民が反発を強めている。同地区では63人が原因がはっきりしない体調不良を訴えており、安全性が明確でない電磁波への不安が根強いためだ。撤去を求める住民側に対し、携帯会社は「国の基準値内で運用しており問題ない」として、互いの主張は平行線をたどる。住民側からは自治体に仲裁を求める声も出始めている。

田舎に行くとこういう迷信ってまだ生き生きとしてるんですねえ。そりゃ本当になにも害が無いのかどうかはわからないけれど、この人たちだけにそんなに強く影響を及ぼすなんて、集団妄想でしかないと思うのだけれど。あと窓だけアルミ箔貼っても意味ないし。

ちなみに、明治時代に、電線をつたってコレラが感染する、という噂が流れたことがあるそうです。

日本電話産業小史

また、初期の頃は、物珍しさと漠然とした恐怖感、無知から、電話に関するさまざまな流言が乱れ飛んだ。「電話から発火した」「電話でコレラが伝染する」といった、こっけいな流言が生まれたという。

仕組みを理解できてないものを使うことへの不安、というのはなくならないけれど、誰か説得力のある人が正しく伝えられないんでしょうか。

ドクター中松を評価するのもいい加減にしてほしい

週刊ダイヤモンドで、発明家としてドクター中松から半ページのコメントを取っていました。

コメントの中では、「フロッピーディスクを発明した」とかまた書いてるけど、発明してないってば。

ドクター中松の言動をテレビなんかで一度でも見れば、そんな賢い人じゃないのはわかるだろうに、「天才は変人が多い」という思い込みのせいか自己申告の発明とやらを真に受ける人が多いのは困ります。

ドクター中松が評価されたってお前には関係ないからほっておけば、と言う人もいるかもしれませんけど、そうじゃないと思いますよ。

彼がよくわからない肩書きや発明でたくさん稼いでいる(選挙に落選しまくったりとか、稼いでないとできませんよ)ということは、それを信じて成果もないのにお金を払っている人がたくさんいるということだし、もっとちゃんとした発明家に渡った方が良かったお金も失われているということだと思うんですよ。