iPhoneと日本の携帯電話の比較

発売まであと3週間と迫った(ほんとに出せるんですかね)iPhone 3G、これまでの日本の携帯電話とどう違うのか、いろいろなところで書かれていますけど、機能比較表を作ってみようと思いました。

もちろん、作るのはこういう用途を想定して作っているならべて.comで。

iPhoneと日本の携帯電話の比較 by ならべて
緊急地震速報 絵文字対応 片手操作 ワンセグ録画 ワンセグ デザイン
iPhone 3G × × × × ×
2008年発売機種ほぼ全てが搭載 × × ×
2008年発売機種一部に搭載

さきほどtwitterで紹介したところ、既にいくつも比較条件を追加していただいてます。とても重要っぽい機能もあれば、あれば便利、程度の機能もありますが、ものすごく横長の比較表になりそうですね。

なんでこの比較表を作ろうと思ったかと言うと、日本のITを紹介する英語ブログAsiajinで、実際のところどうなのよ、という記事を書いてみたいなと思ったからです。

昨日も、どっかのアンケート会社が出した「91%の日本人はiPhoneを買わないだろう」という調査結果が日経の英語ニュース経由で世界中を駆け巡ったみたいで、「自分たちがすごい先進的だと感じたiPhoneは、携帯先進国の日本で勝てるのか」という興味を持っている人は海外に多いようですね。

# 上記のアンケート結果については、釣りっぽい調査だなあと思うんであまり間に受けてもと僕は思うのですけど… 日本人の9%もiPhoneを買ったら大成功でしょう。そんなに売れるとは思えないですし。

日本の中ですごく充実した携帯の機能ですけど、僕として一番望むのは、Appleが機能競争にちゃんと参入してくれることですね。最初のモデルは無理でも、その後おサイフケータイにも頑張って対応するとか。そうやって日本の進んだ機能を取り入れようとすれば、iPhoneの場合は世界共通仕様でそれが載ったりする可能性もあるわけで、そこを通じてFelicaなどの日本の技術がそこ経由で世界に普及するという未来もあるかもしれません。(非常に楽観的な希望だということはわかってますが、そういう糸口を見つけるのも掴むのも各メーカーの努力かと)

自分の持ってる携帯や買いたい携帯の興味ある機能について情報を追加していただけると、比較表が充実するかなと思ってます。ご協力よろしくおねがいします。

てくらぼ自習室 第1回ネット・リサーチ ハンズオン セミナー 御礼

以前告知していた、渋谷マークシティにあるパソナテックの研修室「てくらぼ自習室」を使っての第一回のセミナーをなんとか終えることができました。そのあとの懇親会にも約半数の方が来てくださいました。

1時間半のうち、最初の20分が僕の自己紹介、残りの時間を本論のネット検索手法について、質問ベースで僕の普段の検索手順公開やよく使うツールサイト、チェックしているブログの紹介などで進めました。

参加者のみなさんの中には、以前から知っている方やこのブログの読者の方もいたので、自己紹介はどれぐらいしたらいいのか迷いましたが、アジアジンの公開後半年の状況などあまりこれまで表に出していない話もあったので退屈はしてない、のではと望んでいるのですがどうだったのでしょうか。

ネットで調査をするといっても、調査する対象にいろいろな性質があることや、調査するジャンルによってまったく通用しないテクニックもある、といったこともわかり、二回目以降の課題となったと思います。それから、やはり自分の調査の中で英語圏を対象にした検索が占める割合が高いので、検索なんでも、というよりは英語圏や海外の検索に絞ってみる、といったこともやってみてもいいのかもしれません。

口頭でいただいたフィードバックでは、それなりに好評だったと思ってもよいみたいなので(紙でいただいたフィードバックはこれから読みます)、一安心です。難しかった質問、最良の答が出せていないなという質問については、次回への宿題として調べてみます。

この調子で悪いところを直して、より面白いセミナーにしていきたいので、次回にご期待ください。

p.s. 今日百度のポロシャツを着ていたのは、会場で女性の方からも質問されましたが、たまたまです。貰ったTシャツやポロシャツ、なんでも普通に着てしまうので。この前会社でヤフーのジャケットを着てたところ「まさか家からそれ着てきたんじゃないですよね?」と訊かれてしまいました(家から普通に着てきました)。

感想などブログでいただいてるので、見つけ次第下記に追記していきます。

てくらぼ自習室 第1回ネット・リサーチ ハンズオン セミナーに参加しました

てくらぼ自習室のセミナーに行ってきた – 純情乙女チックス

blog@ongmap.com » てくらぼ自習室 第1回ネット・リサーチ ハンズオン セミナー に行ってきた

てくらぼ自習室 セミナーに参加してきました。 – ♪LIND LIND♪

第一回 てくらぼ自習室に行ってきた – 16歳フリーランス活動日誌

世界刑務所入所者率地図

刑務所にぶち込まれている人数の、全人口に対する割合を国ごとに調べて、高いところが濃くなるように塗ったものだそうです。

アメリカとロシアは、10万人中500人以上が入所してるんですね。200人に一人以上? その分は社会から隔絶されているわけで、まあ刑務所でも何らかの生産は行なってるんだろうけれど、無駄が多いといえば無駄なんじゃないかなあ。

率が低い国にしたって、犯罪者を捕まえるための社会システムが追いついてない国もあるのかもしれませんから、一律にどうこうは言えないのかもしれませんけど。

あと、オーストラリアが載ってないのはオーストラリアが元々刑務所(流刑の島)だから、というきついジョークがDiggで出てました。単なる加工ミスだとは思いますしオーストラリアの人が聞いたら怒るでしょうけど笑ってしまった。

via Digg

[メモ] symfony/sfPayloadFilterChainPluginによる文字列のフィルタ保存

sfPayloadFilterChainPlugin

掲示板とかで、表示時にフィルタをかけるんじゃなくて、保存時にまずい文字列とかを見つけて伏字にしたりするためのsymfony プラグイン。

インストール方法

> symfony plugin-install http://plugins.symfony-project.com/sfPayloadFilterChainPlugin

設定ファイル

$ cd frontend/config/pfc
$ edit frontend/config/pfc/profiles.yml
post_comment: [censor_bad_words, hide_phone_number]

$ edit frontend/config/pfc/filters.yml

  censor_bad_words:
    enabled: on
    class:   myCensorshipFilter
    params:
      bad_words:        [死ね, 死ねばいいのに, 氏ね]
      replacement_word: "王大人に死亡確認されればいいのに"
  hide_phone_number:
    enabled: on
    class:   akkyHidePhoneNumberFilter
    params:
      replacement_word: "***-****-****"

payloadでフィルタするテキストを受け渡す作りで、説明にあるように単純なpayloadクラスを作っておく

lib/payload/myTextPayload.class.php

[code lang=”php”]
class myTextPayload
{
public function getText()
{
return $this->text;
}
public function setText($text)
{
$this->text = $text;
}
}
[/code]

あとはフィルタクラスを実装して配置。autoloadさせるので置いたら”symfony cc”を呼ぶこと

lib/filter/akkyHidePhoneNumberFilter.class.php

[code lang=”php”]
/**
* hide Japan’s phone number from text
*
*/
class akkyHidePhoneNumberFilter extends sfFilter
{
// not a perfect solution
// see http://blog.livedoor.jp/nipotan/archives/17526053.html
const PATTERN = ‘/(?:0\d{1,4}[-.]?)?\d{1,4}[-.]?\d{4}/’;
/**
* Make phone number unreadable.
*
* @param string $text
* @return string
*/
public function execute($chain, $payload)
{
$replacementWord
= $this->getParameter(‘replacement_word’, ‘xxx-xxxx-xxxx’);

// Retrieve text from payload
$text = $payload->getText();

$censoredText = preg_replace(self::PATTERN, $replacementWord, $text);

// Replace payload text
$payload->setText($censoredText);

// Execute next filter in chain
$chain->execute($payload);
}
}
[/code]

あとは、実際に書き込みの発生するところで、手動(アクション側)または自動(モデル側)でこのfilterを呼び出すことで、まずい単語にマスクをかけるフィルタなどを、フィールド毎に適用させることができます。

[code lang=”php”]
class messageActions extends sfActions
{
public function executePost()
{
$payloadComment = new myTextPayload();
$payloadComment->setText($this->getRequestParameter(‘comment’));
// Filter payload
$chain = new pfcPayloadFilterChain();
$chain->loadProfile(‘post_comment’);
$chain->setPayload($payloadComment);
$chain->execute();
$this->comment = $payloadComment->getText();

(このあとpropelオブジェクトにセットして保存とか)
[/code]

で、入力フィールドのこういうのが

秋元(030-5555-5555)死ね

こうなる

秋元(***-****-****)王大人に死亡確認されればいいのに

アクションごとに適用できるフィルタをきめ細かく変更できるところと、適用するfilterをyamlで調整したり、可変のパラメータを設定できたりするところが利点なんでしょうか。もうちょっと使ってみようかと思っています。