Google Apps Script – Googleのサービスを横断する自動化スクリプト登場

詳細わかりませんが、GoogleアプリにおけるマクロやVBAみたいなものですかね。スクリプト自体はJavascriptで、名前のScriptとは違いAPIのようです。

[追記] サーバサイドJavascriptだ、って言ってますね。表計算データがサーバ側にあるのだから、そこで実行するならサーバサイドになるか。そりゃそうだ。

今のところ、Script Editorで編集した単位の中でスクリプトは完結していて、他のスクリプト中の関数を呼んだりはできない。ライブラリ作ったりとかできないということで、これはいずれなんとかしたい、とFAQにあります。

たとえば、Googleスプレッドシートの中に入ったメールアドレスに、順番にメールを送る、とかができると書いてあります。Googleカレンダーにイベントを自動的に登録するとかも。

GMailのコンタクトにアクセスしたりは現状できないそうですが、CSVをスプレッドシートにアップロードして、別カラムの氏名を差込したテキストをメールで一斉送信、みたいなことはできそうですね。

Google Apps Scriptトップ

サンプルには、スプレッドシート上でトーナメント表を作る、とか、スプレッドシートとFormを組み合わせて簡易ワークフローを作る、みたいな複雑なものも紹介されています。

解説ビデオが上がってました。表計算上で一括でテキストの翻訳を行なう(Google Translateを呼んでる)、とか、いい連携ですね。

もう使えるのかなと思ってスプレッドシート開いたけど、ツールの下にスクリプトは出てきません。日本語ユーザだからかと思って英語にしたけど、それでも出ない。

探したら、限定テスト申し込みページがあったので、マニュアルはウェブ公開されたけど機能自身は一般公開まだなのかしら。

全英中のカーネルサンダースのプライバシーがGoogleストリートビューで守られる

実際の路上を撮影した風景をネット上で再現するグーグルのストリートビューは、映った人のプライバシーが守られてるのかどうかという論争を起こしていますね。

イギリスでも、プライバシーに対しての考慮をちゃんとするように、という条件つきでストリートビューのサービスは行なわれているそうですが、ぼかしをかける顔認識の設定を厳しくしたせいで、ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースも、ボカシが入ってしまっているのだとか。


大きな地図で見る

この誤検出は、顔認識技術の優秀さを示すものだ、とGoogleはコメントしているそうです。

via Telegraph

マンマ・ミーア入手した

フランス行った時の機内映画で気に入って4回も観てしまった映画マンマ・ミーア入手しました。

このミュージカル映画、元になったミュージカルも大人気で世界各地でロングラン公演をしている/していたようなのですが、飛行機で観たときにはあまり予備知識がなくて、本当に全部の曲がABBAの曲だとは思ってなかったんですよ。それに、歌詞も映画の筋に合わせてかなり変えているのだろうなと想像してました。

しかし、そのあとネットで元歌の歌詞を調べたり、家で英語字幕をオンにしながら観てると、ほとんど原曲そのままで組み合わせてストーリーを作ってるのだということに気づきました。話に曲を合わせたわけじゃなくて、曲に出てくる地名や登場人物にあわせて、映画の登場人物が造形されてるのです。

ABBAはすごい人気だったらしいのでたくさん曲があるのかもしれませんが、それにしても、曲の集まりからストーリーを作るには、難しいパズルを解くような苦労があったに違いありません。

で、曲の歌詞も話の展開に密接に関わっています。歌詞を追ってるとニヤリとするけど、単に場面の切り替えに歌が入る、と思ってると楽しみが半減してしまう。

日本でやってるのは、歌のところはどういう扱いなんですかね。元の歌に日本語字幕なのか、歌の部分は英語のままなのか。ミュージカル映画の字幕版って扱いが難しいと思います。かといって吹き替えで日本語の歌に挿げ替えちゃうのも違和感があるし(劇団四季ファンのみなさんすいません)

DVDは来月出るみたいですね。ミュージカル映画好きやギリシャの小島好きの人はぜひ。

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twitterのバイラル詐欺「トゥイッターポルノネーム」が登場

日本人で乗る人はあまりいないと思いますが、この後類似の詐欺も出てくると思うので。

PCWorldによると、twitterの英語圏で#twitterpornname というハッシュタグをつけた(日本のウェブで言う)「バトン」のような遊びが急速に広まっているようです。

hogehoge: #twitterpornnames (最初のペット + 最初の先生) Cher McCoy

こんな風に、「最初のペット」とか「最初の先生」とかのお題に対して自分の答えを入れるという、まさにバトンで、これらをつぶやくと「あなたのポルノネーム」というあだ名を返してくれるジョークサービスがあるといいます。

バトンと同じく誰でも簡単に答えられる遊びだということで友達経由でtwitterでこのようなつぶやきをするのが流行っているようで、今twitter.comのホットキーワードにはTwitterPornNameやその関連キーワードが複数個表示されています。

twitterpornname-hot-keyword-screenshot

新たにこのバトンに参加するつぶやきと、「セキュリティ上まずいので止めろ」と警告するつぶやきも含まれますが、検索すると数分で数百件のタグが増加している状況です。

twitter-porn-name-screenshot

しかし、この「最初のペット」とか「最初の先生」という質問、ネットのサービスで忘れたパスワードを再取得したり、オンラインバンクで振込など危険度の高いトランザクションを実行する際に念のために聞かれたりする質問でよく使われているものですね。

セキュリティ攻撃を仕掛ける側からすると、twitter検索で#TwitterPornNameをウォッチし、そのユーザ名や公開されている本名とこれらのヒントを使えば、他のソーシャルネットワークやオンラインバンク等に対して進入できる可能性がずっと高まります。

サイトごとに「秘密の質問」を設定してるかはばらつきもあるでしょうし、このようなバトンとかで個人的な質問が含まれているものに答えるのも、注意したほうがいいですね。バトンに限らず占い系のジョークサービスなんかもそうですけど。