フランス行った時の機内映画で気に入って4回も観てしまった映画マンマ・ミーアを入手しました。
このミュージカル映画、元になったミュージカルも大人気で世界各地でロングラン公演をしている/していたようなのですが、飛行機で観たときにはあまり予備知識がなくて、本当に全部の曲がABBAの曲だとは思ってなかったんですよ。それに、歌詞も映画の筋に合わせてかなり変えているのだろうなと想像してました。
しかし、そのあとネットで元歌の歌詞を調べたり、家で英語字幕をオンにしながら観てると、ほとんど原曲そのままで組み合わせてストーリーを作ってるのだということに気づきました。話に曲を合わせたわけじゃなくて、曲に出てくる地名や登場人物にあわせて、映画の登場人物が造形されてるのです。
ABBAはすごい人気だったらしいのでたくさん曲があるのかもしれませんが、それにしても、曲の集まりからストーリーを作るには、難しいパズルを解くような苦労があったに違いありません。
で、曲の歌詞も話の展開に密接に関わっています。歌詞を追ってるとニヤリとするけど、単に場面の切り替えに歌が入る、と思ってると楽しみが半減してしまう。
日本でやってるのは、歌のところはどういう扱いなんですかね。元の歌に日本語字幕なのか、歌の部分は英語のままなのか。ミュージカル映画の字幕版って扱いが難しいと思います。かといって吹き替えで日本語の歌に挿げ替えちゃうのも違和感があるし(劇団四季ファンのみなさんすいません)
DVDは来月出るみたいですね。ミュージカル映画好きやギリシャの小島好きの人はぜひ。
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