ユニークなのが問題じゃなく、弱いのが問題なのだ

なぁ、日本が独自のことをするとガラパゴスと呼んで、アメリカが独自のことをするとグローバルと言うのはやめないか? – VENTURE VIEW

みんな(他の国)と違うことだけを心配してるのなら、それは日本人の得意な「みんなといっしょが心地いい」が国レベルで発露してるのかもしれないですよね。

でも、違うこと自体は全然悪いことじゃなくて、違うから世界で売れまくってるものってのもあるわけです。車とかアニメとか。

ガラパゴスってのがケータイについて出てくることが多いので携帯電話だけに絞ってみますが、日本のケータイは、ハードウェアもソフトウェアも素晴らしい完成度だと思うけど、それでも海外で売れていないわけです。

ただ、そんなこと言うと、フィンランドとアメリカと韓国以外はみんな日本と同様か、日本よりさらに携帯を売ってないわけで、だけどドイツがガラパゴス、とかフランスがガラパゴス、とかは言わない。「本来なら売れるべき」という人も、売れるポテンシャルについては同意してるんじゃないですかね。できるはずの子なのにうまくいってない、という苛立ちがあっての「ガラパゴス」呼ばわりなのかなあ、なんて思います。

# 弱いのが問題、ってのも、携帯メーカーの社員とか、携帯に絡んだ仕事をしてる人とか、その家族とかは直接困るでしょうけど、一消費者としては安くていい物であればどこ製でも構わないという視点も、もちろんあり。

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