symfony1.1のアーキテクチャ解説

Fabienさんによる図入りのアーキテクチャ解説が出てます。

symfony1.1では、クラスとクラスの間の依存関係が減らされて(decoupled)います。YAML操作とかForm処理、データベースアクセスやキャッシュなどのクラスはそれぞれが単体でも呼び出せるようになっていて、そのためには


require_once '/path/to/sfCoreAutoload.class.php';
sfCoreAutoload::register();

の2行を書くだけ。あとはsymfonyのオートローダがよしなにやってくれます。これらがsymfony プラットフォーム

真ん中の方の図にあるように、MVCフレームワークを構成しているクラス群は、symfonyプラットフォームのクラスを必要に応じて呼び出しているけれども、symfonyフレームワークのMVCを使わずに、symfonyプラットフォームの便利なクラスだけを使うこともできるし、使わないものは使わない、そう、YahooがDel.icio.us2.0でsymfonyは採用したけどpropelは採用しなかったように、柔軟に選択することができる、ということになります。

バージョン1.1では、クラス間の依存関係をZend Framework以上にde-coupleした、と言っています。

symfony is one of the most decoupled framework available in PHP, even more than the Zend Framework

Zend Frameworkと比べ、いやいや、たとえば、symfony1.1のsfFormは、ビューやコントローラから切り離しにくいZend_Formよりも、より単独でMVCを絡ませずに使うこともできる、ということです。

Google Map Makerはみんなで作る集合知地図

ただし一部地域のみ。日本はダメです。

このGoogle Mapsの新サービスGoogle Map Makerでは、未開の地(ただしGoogleにとって)の地図をユーザに作らせよう、という手抜き、じゃなかった集合知を活用した地図作成サイトになっています。

ホーチミン市とか入れて、ある程度以上地図を拡大すると、地図上部の地形や建物などをプロットするためのツールが使えるようになります。

湖なんかの面積があるものは、多角形で領域を指定することも。

なんとサイゴン北部にハート型のAkky湖が! (キャンセルしたので登録はされてないですよ)

ヘルプによれば、今編集できるようになっているのは、キプロス、アイスランド、パキスタン、ベトナム、カリブ海の島々、になるそうです。

via VentureBeat

ツッコミ力

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読んだ。面白かったよ。まとまりは…ないなあ。

みんなが他の著作を読んで順番に読んでいるわけじゃないので、この新書はこの新書だけで読んで、普通の人が「えー、そうなのか」と驚いたり知見が広まったりすればそれでいいんじゃないかな。軽い感じで。

とりあえず、愛があるつっこみを心がけたいと思います。

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ごはんを大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する

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絶対失敗しないためには、本業でやっちゃイカン、という話。

本業でない場合は失敗しても外からわかりにくいので、著者の島田紳介さんの言う「これまでビジネスで失敗したことがない」は検証が難しいとは思います。なんとなれば、本業の利益で補填することもできるし、店をたたんでも失敗じゃなくて飽きたから、とか言ってしまえるので。そういう意味では、数ある成功本と同じで「成功してから書いた成功本」ではあるんですけどね。

# 話それますが、これまでは「本を書きませんか」みたいな話は成功してから来てたわけですが、これからは成功してなくてもブログで自由に意見を公開できるようになったわけです。「これが成功の秘密だ!」と宣言してから本当に成功する人が今後は出るかもしれませんね。そういう成功本だったら信憑性はすごい高そう。

## いや、そういう予告をして起業する人が多数でるだけか(笑) 成功したら二度おいしい。

とはいえ、リスクを背負ってプレッシャーの下でやるより、余剰のお金でのびのびと楽しいことをやると成功しやすい、という話には説得力があります。タイトルはまあ、本文の中からキャッチーなところを抜いてきただけで、中身にあわせた題をつけるなら「副業のススメ」とかになるんでしょうかね。