新サービス「ならべて.com」をリリースしました

本日、新しいネットサービス「ならべて.com」をリリースしました。

詳しくはプレスリリースに書いています。

気まぐれなディレクターに辛抱強くつきあってくれた開発の大野晋さんに、海より深い感謝を。そして、これからもよろしくおねがいします。

また、アルファ版のテストを通じてご意見やアイデアをいただいたみなさん、AA-Camp参加者のみなさん、英語版のメニューやリリース文をチェックしてくれたAndrewさん、ありがとうございます。

ならべてはみんなで作る比較表で、投票の結果で○×が変わったりします。なので、「参加者みんなの意見」というだけで結果が正しいということではないです。まじめに意見を集めるために使われるのか、はたまたジョーク系の投稿が増えるのかは、これから見てみないとわからない感じですね。

表はHTMLやテキスト形式で他所に貼り付けることもできます。こんなかんじ。誰だこんな比較表作ったのは(笑)

アルファブロガーの比較 by ならべて
KY コミュニケーション度 ネタの一般ウケ度 更新頻度 本業度
akky × ×
なおや × × × ×
コグレマサト ×
ダンコガイ ×
切込隊長 × × × ×

あ、del.icio.usのアカウントある人はぜひ 日本語版 英語版 をブックマークしてください。感謝感謝。

英文プレスリリースを書いてます

アジアジンの立ち上げの時もいちおう英文リリースを書いて各所に送ってみたのですけど、反応はありませんでした。

なかなか難しいだろうとは思いますけど、次のリリースに向けて英文のプレスリリースを書いています。

取っ掛かりがないとどんな英文を書くといいかなんてわからないので、検索に頼ることになります。自分が書くリリースに登場しそうな英単語をいくつも並べて検索し、そこで出てくるプレスリリースを読みながら、言い回しを写してみたり。

リリースの送付先は、これまで収集したリリース送付先のリストです。企業がお金をかけてやるのなら、日本でいうNews2Uみたいなサービスにお金を払えば、リリースを書くところからでも引き受けてくれるのですけど、個人だしお金もないですからね。

書評: インド式プログラミングバイブル C++言語とオブジェクト手法入門

インド式プログラミングバイブル C++言語とオブジェクト手法入門、という本を翻訳元のイノソフトさんよりいただきました。

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また、著者を含むインドのIT経営者らによる視察団が東京に来られての出版記念パーティーがあり、そこにも顔を出してきました。衆議院議員のスピーチまであったので、相当力が入っているのかもしれません。

実際にお会いしたヤシャバント・カネットカールさんは物静かな方でした。彼のCの本(これも翻訳されています)はインドでは100万部以上売れていて、大学の授業などでもよく使われているとか。

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同じ英語なのだから、アメリカの書籍を輸入すればそのまま済むようにも思いましたが、両国の間の物価差とかいろいろ要因があっての独自本なのかもしれません。

本の内容は、基本に忠実というか、C++の文法を順番に追っていき、各章で演習が挟まれるというものです。オーソドックスな入門本です。

パーティーでは、カネットカールさん以外の著者のみなさんとも話す機会があり、インドの状況について知りたかったことを聞いてみました。

翻訳された書籍のラインアップを見てもマイクロソフト系の技術が優勢のように見えるけど、オープンソース系はどんな感じなのか、という質問には、やはり米国から仕事を請けている関係上、企業も大学もマイクロソフト系やJava系、メインフレーム系の技術が中心だということ。

また、人件費が安くて優秀な人員が多く、英語もできるのであれば、直接Web2.0的なサービスをインドで立ち上げて欧米に向けてサービスするという人はいないのか、という質問もしたのですが、そういう人はほとんどいないということ。ここはあまり突っ込んで聞けなかったのですが、もしかしたらサーバやネットワークなどのインフラを個人レベルで調達するのが日本や欧米に比べてたいへんなのかもしれないですね。

インドでベストセラーの実績から、CやC++の教科書的な本の翻訳で勝負ということなのかもしれませんが、日本がインドITに対して興味を持っているのはCMMIとかの開発プロセス、マネージメントのところではないかと思うので、「インド式」として注目を得るとしたらそちらのほうがいいのではないかなあ、などとも思うのですけどね。