これは面白い!
Cuzillionでは、サンプルモデルを使ってブラウザのレンダリング速度をシミュレートするというツールサービスです。
HTMLのヘッダやボディの中に、スクリプトファイルやスタイルシート、画像やiframeなどを配置して、それらがどの手法で配置されるか、どう読み込まれるか、どれぐらい遅れて読み込まれるかというのをページ上でいろいろと設定し、それを実行することで、要素をどのように、どんなドメインに配置し、どう読み込ませることでページの読み込みが速くなるのか、というのを実験することができます。
個人的には、ちょうどいまハイパフォーマンスWebサイトを読んでいるところで、その中ではこのような遅延の実験をした結果の現状のベストプラクティス、というのが解説されていたところです。
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この本の中でもわざと遅延を入れたりドメインを別にした外部スクリプトの読み込みなどをページに挟んだ実験ページを作って公開しています。何がページの描画をせき止めるのかとか、ドメイン分散による並列度アップは全体の読込完了にどう影響するのか、とかいったような話です。
この本を書いたYahoo!の人、Steve Soundersさん、今はGoogleにいるらしいんですけど、このCuzillionの作者なんですね。
via Ajaxian