ブログの表示崩れを指摘するコメントスパム、検索してみたらすごい多かった

ブログにこんなコメントが。

“Hey just wanted to give you a quick heads up. The words in your article seem to be running off the screen in Chrome. I’m not sure if this is a format issue or something to do with web browser compatibility but I thought I’d post to let you know”

(訳) やあ、ちょっとお伝えしておこうと思うんだけど、Chromeで見ると文字が画面の外に流れて行ってるみたいだね。フォーマットの問題か、何かブラウザ互換性の問題かはわからないけど、知らせておこうと思って。

僕いつもChrome使ってるし、表示も全然崩れてないんですが。しかも日本語のブログにわざわざコメント? と思って書き込み者のところを見ると、英語で「背中の痛み.com」的なアドレスが書かれているわけで、リンク稼ぎのコメントスパムなわけです。

“Chromeで見ると”のところを抜いて“The words in your article seem to be running off the screen in”で検索すると、出るわ出るわ。

ネット中に100万件以上のコメントが、「やあ、このページはSafariだと文字が画面の外に…」「やあ、Internet Explorerだと…」「Firefoxだと…」「Operaだと…」と、ランダムにブラウザ名を入れ替えて、コメントフォームのあるあらゆる言語のあらゆるページに同じ書き込みが見つかりました。

この手の自動コメント投稿スパムは、ブログの本文について、何か感想を言っているようで実は何も言ってない、というのが特徴で、「やあ、すばらしい記事だね、感動したよ、その調子でがんばって!」みたいなのが多いのです。単純なプログラムで、本文の内容を解析してそれに合わせた自然なコメントを作るなんて、今は無理ですからね。SEOスパマーってのは楽をして手っ取り早く稼ごうとしている悪いやつらですから、そんなところは頑張らなくて、その自動コメントも、どんな記事に対してでも通用する文章しか使えないわけです。

しかし、ブログやサイトに関係なく通用する文章として、特定ブラウザでの表示の乱れとか、ブラウザ互換性を絡めてくるとはうまいな、と、変な方向で感心してしまいました。他のブラウザで崩れている、という指摘は無視しづらいものがありますし、一見親切なコメントに見えるため、たくさんコメントがついたり、コメントをあまり確認しなかったりするブロガーなら、消されずに残る確率は高まるでしょう。それで100万件もネットに残った結果、このスパマーが推している腰の痛み.com(リンク先ももちろんいろいろあります)が検索結果で上位に出てきてしまうわけです。

symfony APIがブラウザから直接検索できるように(OpenSearch API)

本家ブログでの発表から。symfony APIの検索フォームが、OpenSearch APIで提供されるようになりました。

syfony公式ページに行くと、ブラウザ右上のサーチボックスが変化して、OpenSearchに対応していることを示してくれます。Firefox3ではこんな感じ。

symfony API 1.2を追加

すると、このあと、サーチボックスでsymfony APIが選べるので、ここにsymfonyフレームワークのクラス名や関数名を入れると、

APIマニュアルの該当ページにジャンプします。

グニャリと拡大する非ユークリッド式ウェブブラウザ

狭い解像度の画面で、大きなウェブページの全体を把握しつつ、注目しているところを読みやすく表示するには、ということで提案されているのが、このNon-Euclidian web browser


Non-Euclidean web browser from ron brinkmann on Vimeo.

ビデオではiPhoneを使ってコンセプトを動かして見せています。作者によると、多数地点を拡大状態で残すようにするとか、将来はアイトラッキングで視線を追って自動で拡大するとかもできるのではということ。アイデアは面白いけど、自分の指はやっぱり邪魔ですからね。

今もパソコンに拡大鏡のツールはあるので、拡大鏡表示の境界をこの動画のように連続的に加工し、タッチパネル式のパソコンを使えば、作ることはできそうです。

via Ajaxian

Cuzillion ブラウザのページ読込描画パフォーマンス測定ツール

これは面白い!

Cuzillionでは、サンプルモデルを使ってブラウザのレンダリング速度をシミュレートするというツールサービスです。

HTMLのヘッダやボディの中に、スクリプトファイルやスタイルシート、画像やiframeなどを配置して、それらがどの手法で配置されるか、どう読み込まれるか、どれぐらい遅れて読み込まれるかというのをページ上でいろいろと設定し、それを実行することで、要素をどのように、どんなドメインに配置し、どう読み込ませることでページの読み込みが速くなるのか、というのを実験することができます。

個人的には、ちょうどいまハイパフォーマンスWebサイトを読んでいるところで、その中ではこのような遅延の実験をした結果の現状のベストプラクティス、というのが解説されていたところです。

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この本の中でもわざと遅延を入れたりドメインを別にした外部スクリプトの読み込みなどをページに挟んだ実験ページを作って公開しています。何がページの描画をせき止めるのかとか、ドメイン分散による並列度アップは全体の読込完了にどう影響するのか、とかいったような話です。

この本を書いたYahoo!の人、Steve Soundersさん、今はGoogleにいるらしいんですけど、このCuzillionの作者なんですね。

via Ajaxian