明日の広告


広告ディレクターによる現在および今後の広告作成側トレンドの解説本。

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045)
著者/訳者: 佐藤 尚之
出版社: アスキー( 2008-01-10 )
定価: ¥ 780

前書きの中の『こうした危機感は「時代の先行者たち」によって、少し前から本やブログで繰り返し語られてきた。でも、ちょっと煽りすぎている部分もあったと思う。ネットがテレビを凌駕するとか、テレビCMが崩壊するとか、新聞は生き残れるのかとか、マスメディアは死んだとか、グーグルが世界を制覇するとか。とかとか。 』(リンクは該当すると思われる本を僕が勝手に想像してつけました。違う本を指してるかもしれませんね)が、実は一番笑ってしまったのだけれど、毒(?)はこれぐらいで、本文では淡々と、広告素人でもわかるような平易な表現を用いて、過去の広告業界はどうだったのか、今何が起こっているのか、今後どうなっていきそうか、というのを語っています。

全7章のうち第五章は、著者が手がけたスラムダンク一億冊キャンペーンの内輪話になっていて、これはスラムダンク好きであのあたりの広告キャンペーンも覚えていれば面白いのですが、広告の例としても特殊と本人も書いておられるし、面白く読ませるためのおまけみたいなものかなとも思いました。

この第五章もそれ以外の本論も、とても面白かったのでおすすめしておきます。

ネットがテレビを飲み込む日―Sinking of TV (洋泉社ペーパーバックス)
著者/訳者: 池田 信夫
出版社: 洋泉社( 2006-06 )
定価: ¥ 1,000

テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0
著者/訳者: Joseph Jaffe
出版社: 翔泳社( 2006-07-22 )
定価: ¥ 1,680

新聞は生き残れるか (岩波新書)
著者/訳者: 中馬 清福
出版社: 岩波書店( 2003-04-18 )
定価: ¥ 735

ネットは新聞を殺すのか-変貌するマスメディア
著者/訳者: 国際社会経済研究所
出版社: NTT出版( 2003-09-25 )
定価: ¥ 1,575

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
著者/訳者: 佐々木 俊尚
出版社: 文藝春秋( 2006-04 )
定価: ¥ 798

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