書評 ブログ&掲示板攻撃・防衛マニュアル

ブログ&掲示板攻撃・防衛マニュアル/三沢 武士

[am]4861910838[/am]

IPアドレス、プロクシー、リファラーなどネットの仕組みのうち、掲示板管理者やブロガーに関連するあたりを説明したり、心の病の症状分類や掲示板上での振る舞いについて書かれている本です。

2ちゃんねるやブログコメントなどで、自分の分身を何人も放って演じ分けることで議論で勝つ(それ議論で勝つって言うのかしら)ための方法などが詳細に書いてあって、とりあえずわかったことはこの本の作者を敵に回したら自分のブログとかたいへんなことになるかもな、ということでした。護身術よりカラテ、みたいなかんじで。

ブログコメント欄にへんな人が来て困っているような人たち向けの本、なのかなあ。まあそれなりにまとまっているので本当の初心者でどうしてもこういう方面に詳しくなりたければ最初の一歩としては読んでもいいかもしれません。

Mr Uptime エラーで落ちてるサイトが復旧したら教えてくれるFirefoxアドオン

del.icio.usのトップに載ってたので紹介しようと思ったら、pop*popで昔紹介されていました。詳しくはそちらを。

エラーに限らず、メンテナンスとかもだけど、復旧したらすぐにでも使いたい、というような状況ではこういうプラグインでいち早く知るのもいいのかもしれないですね。みんなが使ったら復活した瞬間にアクセス過多でまた落ちたりしそうですけど。

via del.icio.us/popular

Cuzillion ブラウザのページ読込描画パフォーマンス測定ツール

これは面白い!

Cuzillionでは、サンプルモデルを使ってブラウザのレンダリング速度をシミュレートするというツールサービスです。

HTMLのヘッダやボディの中に、スクリプトファイルやスタイルシート、画像やiframeなどを配置して、それらがどの手法で配置されるか、どう読み込まれるか、どれぐらい遅れて読み込まれるかというのをページ上でいろいろと設定し、それを実行することで、要素をどのように、どんなドメインに配置し、どう読み込ませることでページの読み込みが速くなるのか、というのを実験することができます。

個人的には、ちょうどいまハイパフォーマンスWebサイトを読んでいるところで、その中ではこのような遅延の実験をした結果の現状のベストプラクティス、というのが解説されていたところです。

[am]487311361X[/am]

この本の中でもわざと遅延を入れたりドメインを別にした外部スクリプトの読み込みなどをページに挟んだ実験ページを作って公開しています。何がページの描画をせき止めるのかとか、ドメイン分散による並列度アップは全体の読込完了にどう影響するのか、とかいったような話です。

この本を書いたYahoo!の人、Steve Soundersさん、今はGoogleにいるらしいんですけど、このCuzillionの作者なんですね。

via Ajaxian

WordPress2.5.1出ましたね

さっそくあげてみました。おおむね順調なんですが、Automatic Update Pluginが悪さをして各プラグインのupdate機能がエラーになってしまうように。うちだけかもしれませんけど。

Automatic Update Pluginを外したら、プラグインの更新は問題なくできるようになりましたが。